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高総線量分割照射

希望される方には、総線量80Gyの分割照射を行っています。

高総線量分割照射を行った場合の手術後の生存率について

当科では、高総線量分割照射を行った場合と、通常の総線量で治療を行った場合とを比較して、どの程度、手術後の生存率に影響を与えるか、統計と解析を行っています。

下の図をご覧ください。上図が膠芽腫、下図が退形成星細胞腫に対する研究結果です。

いずれの疾患に対しても、通常より多い量の放射線を照射した群(緑)が、通常の総線量60Gyを照射した群(赤)に比べ、手術後の生存率が高い結果となりました。

藤堂具紀
藤堂具紀

参考文献

  1. Tanaka M, Ino Y, Nakagawa K, Tago M, Todo T: High-dose conformal radiotherapy for supratentorial malignant glioma: a historical comparison. Lancet Oncology 6 (12): 953-960, 2005.

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