新着情報

2016.11.30 情報を更新しました。
2016.12. 1 藤堂教授が第3回イノベーター・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

先端がん治療分野のミッション

【高まるがんの死亡率と新治療法開発へのニーズの高まり】
がんの死亡率は年々増加の一途を辿っており、特に難治性のがんや、標準治療後に再発を来したがんの場合、その根治は難しいケースが多く、新しいアプローチによるがん治療法の開発は国家的急務となっています。

【難治性がんに対する新しい治療法の開発と実用化に向けて】
そんな中、私たちは、全く新しい概念に基づくがん治療法「ウイルス療法」の研究開発に取り組み、その実用化を目指しています。
現在、研究開発中の遺伝子組み換えHSV-1を用いたウイルス療法は、がん特異的に複製するウイルスをがん細胞に感染させ、ウイルス複製による直接的な殺細胞作用を利用してがんの治癒を図る革新的な治療法です。これまでの研究でも、その治療法の高い安全性と強力な抗腫瘍作用が確認されており、世界に先駆けた臨床開発が、ここ“先端がん治療分野”で進められています。
また、当該治療法は、あらゆる固形がんに有効であることが前臨床研究より示唆され、汎用性・応用性に優れた新規がん治療法としての期待も非常に高まっています。
私たちは、今後さらなる臨床研究を重ね、我が国におけるウイルス療法の実用性を確立し、成果を実用化に直結させていきたいと考えています。これまで、手術、放射線治療、薬物療法に限られていたがん治療法に新しいジャンルを導入し、治療の選択肢を増やすことで、がん治療成績の飛躍的向上を目指していきたい、それがこの研究に携わる私たちの思いであり、ミッションです。