1) 既往歴 |
① |
脳炎、多発性硬化症、または他の中枢神経感染症の既往。 |
② |
HIV陽性又は陽性の既往 |
③ |
MRI検査(造影剤使用)が禁忌の場合。例えば、ペースメーカー、持続注入ポンプの体内留置、MRI造影剤アレルギー。 |
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2) 腫瘍の存在部位 |
① |
脳外転移の存在。 |
② |
頭蓋内に複数の悪性神経膠腫病変の存在。 |
③ |
脳室・脳幹・後頭蓋窩に存在する腫瘍,あるいは脳室経由で治験薬を投与しなければならない腫瘍 |
④ |
上衣下・くも膜下播種。 |
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3) 臨床検査値 |
① |
白血球 ≦ 2.0 x 103/mm3、好中球 ≦1.0 x 103/mm3、血小板 ≦ 100,000/mm3、 Hb ≦9.0 gm/dl、INR or PTT>正常値の1.3倍。 |
② |
血清クレアチニン≧ 1.7mg/dl。 |
③ |
肝トランスアミナーゼ (AST またはALT) > 正常値の4倍。 |
④ |
総ビリルビンまたは直接ビリルビン > 1.5mg/dl。 |
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4) 併存疾患 |
① |
活動性のヘルペスウイルス感染の存在。 |
② |
治験開始時に、HSVに対する抗ウイルス薬治療を必要とする場合。 |
③ |
手術の適応外となるような、活動性でコントロールされていない感染症の存在。 |
④ |
コントロール不良または重度の心不全・糖尿病・高血圧・間質性肺炎・腎不全・自己免疫疾患など。 |
⑤ |
アルコール又は他の薬物中毒 |
⑥ |
活動性の他の悪性腫瘍 |
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5) アレルギー歴 |
①抗HSV薬(アシクロビル)に対するアレルギーの存在。 |
6) 併用薬、併用療法 |
① |
他の治験薬又は研究的治療(本治験薬投与前30日間、または他の治験薬や研究的治療の半減期の5倍、のいずれか長い期間以内) |
② |
脳腫瘍切除術(本治験薬投与前30日以内) |
③ |
遺伝子治療又は本治験薬以外のウイルス療法 |
④ |
ベバシズマブ(本治験薬投与前30日以内)。 |
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7) 妊娠に関する事項 |
①妊娠中または授乳中の女性。 |
8) その他 |
①その他、担当医師が不適切と判断する場合。 |