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研究概要

老化研究は、出芽酵母や線虫、ショウジョウバエなどのモデル生物の解析が先行し、テロメア、DNA損傷、酸化ストレス、栄養、代謝など驚くほど共通した老化シグナルが寿命に関わることが示されました。また初代培養線維芽細胞などを用いた細胞老化の研究からも、細胞の寿命を規定する因子として同様の老化シグナルの関与が確認されています。このように、モデル生物や細胞を用いた老化研究はすばらしい成果をあげてきましたが、その知見は高等動物の個体の寿命や加齢に伴う生理的変化の理解に十分にリンクしているとは言えません。また、加齢関連疾患という人類の切実な課題にも十分に対応していないと言えます。超高齢社会を迎えた現代において、これまでに得られた老化研究の知見を、ヒトをはじめとした高等動物の加齢 (aging) において十分に検証する必要があります。本領域では、“ステムセルエイジング”という視点から老化、加齢関連疾患を検証し、『老いと病』という今日的命題の解決に挑みたいと思います。

News & Information
2018.12.15
以下のページを更新いたしました。 NEW
佐藤班員の小腸オルガノイドに関する論文がCell Stem Cellに掲載されました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30526881
2018.11.09
以下のページを更新いたしました。
国際活動支援報告を掲載いたしました。
東京大学医科学研究所福島剛研究員をチューリッヒ工科大学に派遣いたしました。
2018.9.1
岩間厚志代表がInternational Society for Experimental Hematologyの2018年度のMcCulloch & Till Awardを受賞いたしました。
受賞年月日 平成30年8月26日
https://www.iseh.org/general/custom.asp?page=Awards
2018.8.15
以下のページを更新いたしました。
佐藤班員の胃癌オルガノイドに関する論文がCellに掲載されました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30096312
2018.7.1
以下のページを更新いたしました。
北村班員のクローン性造血マウスモデルの樹立および解析に関する論文がJournal of Experimental Medicineに掲載されました。
2018.06.19
以下のページを更新いたしました。
国際活動支援報告を掲載いたしました。
デューク大学に長期派遣中の東京工業大学安藤和則特別研究員からの派遣報告
2018.6.1
以下のページを更新いたしました。
佐藤班員の膵臓癌オルガノイドに関する論文がCell Stem Cellに掲載されました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29337182
2018.05.28
篠原美都班員が第23回日本女性科学者の会 奨励賞を受賞いたしました。
受賞年月日:平成30年5月27日
受賞課題「精子幹細胞の自己複製と維持のメカニズムの解明」
http://www.sjws.info
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/department/igaku/news/2018/180427_1.html
2018.05.14
以下のページを更新いたしました。
平尾班員の高脂肪食によるストレスと造血幹細胞制御に関する研究がCell Stem Cell誌に掲載されました。
2018.05.07
以下のページを更新いたしました。
川上班員の皮膚再生に関する研究がDevelopmentに掲載されました。
2018.04.26
今後の予定をご連絡致します
本年度の領域班会議を下記の日程で開催します。
領域班会議・総括班会議
日時:2018年5月31日(木)〜6月1日(金)
場所:九州大学百年講堂
当研究領域との共催で第16回幹細胞シンポジウムが開催されます。
日時:2018年6月1日(金)〜6月2日(土)
場所:九州大学百年講堂
http://stem-cell.jp/index.html
担当世話人 九州大学大学院医学研究院 応用幹細胞医科学部門
幹細胞再生修復医学分野 新井 文用
2018.04.07
国際活動支援報告を掲載いたしました。
滝澤 仁公募班員を韓国KAISTに派遣いたしました。
2018.3.1
以下のページを更新いたしました。
佐藤班員のヒト大腸幹細胞に関する論文がCell Stem Cellに掲載されました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29290616
2018.2.26
「ステムセルエイジング」と「細胞競合」(藤田代表)との合同若手会を開催いたしました。ベストプレゼン賞に当領域から、瀬海 美穂さん(濱崎研)、安藤 和則さん(川上研)、加藤 智起さん(西村研)の3名が選ばれました。3名からの参加報告を以下のリンクにアップいたしました。
イベント → 合同若手勉強会
2018.1.30
佐藤俊朗計画班員が研究課題「オルガノイド培養技術の開発と疾患の病態解明への応用」で日本学士院学術奨励賞を受賞いたしました。(http://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2018/011201.html
国際活動支援報告を掲載いたしました。
ルンド大学に長期派遣中の千葉大学小出周平研究員からの派遣報告
京都大学伊藤健研究員を共同研究のためにドイツDRFZに派遣いたしました。
2017.11.29
以下のページを更新いたしました。
川上班員の骨芽前駆細胞の同定と細胞系譜に関する研究がDevelopmental Cellに掲載されました。
2017.10.20
今後の予定をご連絡致します
「ステムセルエイジング」と「細胞競合」(藤田代表)との合同若手会を開催いたします。
日時:2018年2月2-3日
場所:KKR熱海ホテル(http://www.kkr-atami.gr.jp/
特別講演:二階堂愛先生(理化学研究所)『シングルセルmRNAシークエンス』、
浦野泰照先生(東京大学大学院医学系研究科医用生体工学講座生体情報学分野)
「可視化プローブを用いた生体分子イメージング」
2017.10.20
国際活動支援報告を掲載いたしました。
シンガポール国立大学(NUS)がん科学研究所(CSI) 須田 年生 教授を共同研究の推進のために招聘致しました。
イスラエル・ワイツマン科学研究所Tsvee Lapidot教授を共同研究の推進のために招聘致しました。
2017.10.20
以下のページを更新いたしました。
豊島班員の皮膚拡張時における表皮幹細胞制御に関する研究がNature Communicationsに掲載されました。
2017.8.4
以下のページを更新いたしました。
滝澤班員の細菌感染による造血幹細胞ストレスに関する研究がCell Stem Cell誌に掲載されました。
2017.7.5
国際活動支援報告を掲載いたしました。
フランス科学国立研究センターのEstelle Duprez博士を連携強化と共同研究の推進のために招聘致しました。
第4回領域班会議、第6回総括班会議を行いました。
イベント → 第4回領域班会議
第2期公募班員が参加し、活発な議論が行われました。
イベント → 第6回総括班会議
2017.6.24
新学術領域「生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御」、「動的クロマチン構造と機能」と「ステムセルエイジングから解明する疾患原理」の3領域合同の若手勉強会を実施いたしました。
イベント → 若手の会
2017.6.7
以下のページを更新いたしました。
研究成果
2017.5.19
以下のページを更新いたしました。
眞鍋公募班は、心臓のストレスへの適切な応答が、心臓−脳−腎臓のネットワークによって制御されていることを明らかにしました。
2017.4.25
以下のページを更新いたしました。
公募班員紹介
佐藤班員のLGR5+ヒト大腸がんに関する研究がNatureに掲載されました。(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28355176NEW
2017.4.20
国際活動支援報告を掲載いたしました。
コロンビア大学に派遣中の鈴木佐和子博士からの派遣報告
シンガポール大学がん研究所の遠藤充浩先生を共同研究のために招聘致しました。
2017.4.13
国際活動支援報告を掲載いたしました。
領域代表岩間が連携強化のためにSyStemAge代表のHo教授を訪問いたしました。
2017.4.11
今後の予定をご連絡致します
本年度の領域班会議を下記の日程で開催します。
領域班会議・総括班会議
日時:2017年6月27日(火)〜28日(水)
場所:神戸先端医療センター
新学術領域研究「生殖エピゲノム」「幹細胞老化と疾患」「クロマチン動構造」合同若手会を開催します。
「生殖エピゲノム」「幹細胞老化と疾患」「クロマチン動構造」合同若手会
日時:2017年6月7日(水)〜9日(金)
場所:紀州・白浜温泉むさし(http://www.yado-musashi.co.jp/
2017.4.11
新しい公募班員が決定いたしましたので、以下のページを更新いたしました。
研究組織 → 公募班
2017.1.18
国際活動支援報告を掲載いたしました。
ヨーロッパ加齢生物学研究所のGerald de Haan教授を連携強化のために招聘致しました。
シンガポール大学がん研究所の石津綾子先生を共同研究のために招聘致しました。
2016.12.1
国際活動支援報告を掲載いたしました。
ルンド大学三原田賢一先生を共同研究のために招聘致しました。
西村班毛利助教を共同研究のためにハーバード大学に派遣致しました。
2016.11.20
「生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御」と
「ステムセルエイジングから解明する疾患原理」の合同領域班会議を行いました。
イベント → 「生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御」との合同領域班会議
2016.10.4
以下のページを更新いたしました。
当領域との共催で第89回日本生化学会大会(2016年9月25日-27日)において2つのシンポジウムを行いました。
尾池班員の心不全の新たな発症メカニズム解明と新規遺伝子治療法開発に関する研究がNature Communications誌に掲載されました。
2016年11月16日-17日に「生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御」との合同領域班会議を行います。
2016.9.8
以下のページを更新いたしました。
西山班員のCHD8による神経分化制御と自閉症に関する研究がNature誌に掲載されました。
2016.8.23
以下のページを更新いたしました。
篠原班員の精子幹細胞の寿命に関する研究がDevelopmental Cell誌に掲載されました。
2016.8.19
国際活動支援報告を掲載いたしました。
ドイツ マックスプランク研究所に派遣中の高岡公募班員からの派遣報告
2016.8.8
「生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御」と
「ステムセルエイジングから解明する疾患原理」の合同の若手勉強会を行いました。
イベント → 合同若手勉強会
2016.7.25
以下のページを更新いたしました。
佐藤班員のヒト大腸腫瘍バンクに関する研究がCell Stem Cell誌に掲載されました。
田久保班員の老化に関わるストレス応答シグナルと造血幹細胞制御に関する研究がCell Stem Cell誌に掲載されました。
岩間班員の骨髄線維症に関する研究がJournal of Experimental Medicineに掲載されました。
2016.7.21
以下のページを更新いたしました。
アウトリーチ
2016.7.20
以下のページを更新いたしました。
研究成果
2016.7.5
第1回国際シンポジウム、第3回領域班会議、第5回総括班会議を行いました。
イベント → 第1回国際シンポジウム
120名の方のご参加をいただき、活発な議論をすることができました。
イベント → 第3回領域班会議
イベント → 第5回総括班会議
2016.6.27
第1回国際シンポジウム(平成28年6月29日、東京大学伊藤国際学術研究センター)のプログラムが変更になりました。
2016.6.21
第1回国際シンポジウム(平成28年6月29日、東京大学伊藤国際学術研究センター)のプログラムを更新致しました。
2016.6.7
以下のページを更新いたしました。
研究組織 → 公募班
2016.5.13
国際活動支援報告を掲載いたしました。
ハーバード大学に長期派遣中の九州大学山本君代研究員からの派遣報告
2016.4.27
一般の方向けのページを新設いたしました。
2016.4.27
国際活動支援班のページを新設いたしました。
国際活動支援報告を掲載致しました。
スタンフォード大学山本先生を共同研究のために招聘いたしました。
滝澤班員を共同研究のためにチューリッヒ大学に派遣いたしました。
ルンド大学Sigvardsson教授を連携強化のために招聘いたしました。
2016.4.27
今後の予定をご連絡致します
第3回総括班会議(平成28年6月28日、東京大学伊藤国際学術研究センター)を公開で行います。プログラム
第1回国際シンポジウム(平成28年6月29日、東京大学伊藤国際学術研究センター)を公開で行います。プログラム
新学術領域研究「生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御」との合同の若手勉強会(平成28年7月27日〜29日)を開催予定です。
新学術領域研究「生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御」との合同領域班会(平成28年11月16日〜17日、三島文化会館小ホール)を開催予定です。
第68回日本細胞生物学会シンポジウム共催(平成28年6月16日午前、京都テルサ(京都府民総合交流プラザ))日本細胞生物学会において学会と本研究領域の共催によるシンポジウム「ライフステージ・ライフイベントと幹細胞制御」を行います。
2016.4.5
以下のページを更新いたしました。
西村班員の毛包の老化に関する研究がScience誌に掲載されました。
イベント → 領域班会議
2016.3.29
以下のページを更新いたしました。
宮本班員と菊繁班員らによる白血病幹細胞におけるTIM-3/galectin-9シグナル機構に関する研究がCell Stem Cellに発表されました。
イベント → 総括班会議
イベント → 領域班会議
イベント → 若手の会
2015.7.3
以下のページを更新いたしました。
大谷班員と原領域アドバイザーらによるp16INK4aとKlothoに着目した個体老化の研究がNature Communicationsに掲載されました。
研究組織 → 公募班
2015.5.12
以下のページを更新いたしました。
研究活動
研究成果
田久保班員の感染ストレスと造血微小環境に関する研究がCell Reports誌に掲載されました。
2015.4.1
佐藤班員の人工大腸がんに関する研究がNature Medicine誌に掲載されました。
2015.3.17
以下のページを更新いたしました。
アウトリーチ
リンク・お奨めサイト
2014.11.19
研究成果を更新いたしました。
2014.10.22
第1回領域班会議は台風の影響も有りましたが、盛会のうちに無事終了いたしました。
以下のページを更新いたしました。
イベント → 第2回総括班会議
イベント → 第2回領域班会議(予定)
2014.9.26
以下のページを更新いたしました。
イベント → 総括班会議
イベント → 領域班会議
公募要領
2014.7.30
ホームページを公開いたしました。