RGSタンパク質によるGPCRシグナルの多様な制御 :GPCRシグナル複合体の機能解明へ向けて
学友会セミナー
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2006年開催 学友会セミナー
開催日時: | 平成18年12月26日(火) 16:30~17:30 |
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開催場所: | 合同ラボ棟2階 会議室 |
講 師: | 小笹 徹 先生 |
所 属: | イリノイ大学シカゴ校薬理学 助教授 |
演 題: | RGSタンパク質によるGPCRシグナルの多様な制御 :GPCRシグナル複合体の機能解明へ向けて |
概 要: | GPCRを介したシグナル伝達系は極めて普遍的な細胞情報伝達機構であるが、受容体から三量体Gタンパク質を通して 細胞内へシグナルが伝達される正確な分子メカニズムは、その重要性にもかかわらず未だ不明の部分が多い。近年、Gタンパク質制御因子として一群の RGSタンパク質が新たに同定され、これらが GPCRシグナルを様々な様式で 制御していることが明らかとなった。 細胞膜で形成されるGPCRシグナル複合体のキーモレキュールとしての RGSタンパク質の機能に焦点をあて、最近の知見を紹介したい。 |
世 話 人: | ○渡辺 すみ子、中村 義一 |