「皮膚―血管・リンパ管から疾患を捉える、この魅力的臓器」
学友会セミナー
学友会セミナー
2005年開催 学友会セミナー
開催日時: | 平成17年12月19日(月) 11:00~12:00 |
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開催場所: | 東京大学医科学研究所 アムジェンホール大会議室 |
講 師: | 平川 聡史 博士 |
所 属: | 愛媛大学医学部皮膚科学教室 |
演 題: | 「皮膚―血管・リンパ管から疾患を捉える、この魅力的臓器」 |
概 要: | 平川博士はDr. Michael Detmar (Massachusetts General Hospital, 現 Swiss Federal Institute of Technology教授)のもとに留学し、皮膚の血管新生・リンパ管新生について活発に研究を進めてこられました。血管及びリンパ管内皮細胞の選択的単離法を作成し、VEGF-Aにリンパ管増殖作用があることを報告しています。その後、VEGF-Aトランスジェニックマウスの発癌モデルを用い、VEGF-Aのリンパ管新生作用を明らかにしています。 今回は、まず、VEGFに基づき、血管新生のトピックとして、光線過敏と光老化を紹介していただきます(Blood 2005)。さらに、血管及びリンパ管内皮細胞の選択的単離からリンパ管へ焦点をあて(Am J Pathol 2003)、マウス化学発癌モデルにおけるリンパ管新生とリンパ節転移 (J Exp Med 2005) 、などの話題をお話していただく予定です。 |
世 話 人: | ○腫瘍抑制分野 渋谷 正史 腫瘍細胞社会学分野 清木 元治 |