骨髄移植における抗原提示細胞
学友会セミナー
学友会セミナー
2002年開催 学友会セミナー
開催日時: | 2002年7月16日(火)16:00 ~ 17:00 |
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開催場所: | 東京大学医科学研究所 アムジェンホール大会議室 |
講 師: | 豊嶋 崇徳 博士 |
所 属: | 岡山大学医学部第二内科 |
演 題: | 骨髄移植における抗原提示細胞 |
概 要: | 豊嶋博士は、現九州大学第3内科教授の原田実根先生の下で、造血幹細胞移植についての臨床研究を進めた後、GVHDのマウスモデルを用いた研究で有名なDana-Farber Cancer InstituteのFerrara博士の下に留学し、博士と共にMichigan大学に移った後も、骨髄キメラマウスを用いて、抗原特異的なアロ反応としての同種移植における拒絶、GVHDのメカニズムなどを中心に、精力的な研究活動を進めていらっしゃいます。 今回は、なぜGVHDが一度発症すれば治療困難であるのか、なぜ拒絶やGVHDにおいて高度な組織破壊に比してリンパ球浸潤は軽度であるのか、なぜGVHDが皮膚、肝臓、消化管といったAPCに富んだ組織に好発するのか、といった臨床上の疑問に対する科学的検証的アプローチ法を含めて、これまでの博士の研究成果についてご発表頂く予定になっております。 皆様のご参加と活発なご討議を期待しております。 |
世 話 人: | 浅野 茂隆 小柳津直樹 |