メモリーTh1/Th2細胞の形成と維持機構
学友会セミナー
学友会セミナー:2008年04月28日
開催日時: | 2008年04月28日 17:00-18:00 |
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開催場所: | 総合研究棟4階会議室 |
講師: | 中山俊憲 先生 |
所属: | 千葉大学大学院医学研究院免疫発生学 教授 |
演題: | メモリーTh1/Th2細胞の形成と維持機構 |
概要: | Th1/Th2細胞の分化を担う細胞内シグナル経路や転写因子に関しては、これまでに数多くの分子、遺伝子レベルの研究がなされ、その概要が次第に明らかになってきた。しかし、一度形成されたエフェクターTh1/Th2細胞が、抗原無くなった後、生体内でどのようなプロセスを経てメモリーTh1/Th2細胞になり、その後長期間にわたって生体内で機能を保持したまま維持されるのか、その分子機構に関してはほとんどわかっていない。 今回のセミナーでは、私たちがここ数年間にわたって注目して研究を行っている、ポリコームとトライソラックス遺伝子産物によるメモリーTh1/Th2細胞の形成と機能維持の分子機構に関する研究成果を紹介する。
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世話人: | ○炎症免疫学分野 清野 宏, 感染遺伝学分野 三宅健介 |