English
Top

表皮形成におけるRas下流シグナル経路の機能分担とCBP/p300の役割

学友会セミナー

学友会セミナー:2016年12月20日

開催日時: 2016年12月20日 16:00 ~ 17:00
開催場所: 総合研究棟2階 共用会議室
講師: 市瀬 多恵子
所属: 発生工学研究分野・助教
演題: 表皮形成におけるRas下流シグナル経路の機能分担とCBP/p300の役割
概要:

生体と外界のインターフェースである表皮は、基底膜上の未分化な基底細胞が増殖して表皮シートを維持する一方、基底膜から解離した基底細胞が外表方向に分化して多層構造を形成することで維持される。この表皮は、生体に必須な組織として重要な研究対象であると同時に、増殖、分化、癌化などに関わる分子メカニズムの理解や探索に適した研究ツールでもある。本セミナーでは、特定の下流シグナルのみを活性化するRasエフェクター変異体を表皮特異的に発現する遺伝子導入マウスにおいて、Ras変異体の種類に特徴的な表現型異常を見出したので報告したい。また、Ras/Erk MAPキナーゼ経路の活性化に依存したマウス表皮の表現型異常において、リジン残基アセチル基転移酵素CBP/p300の遺伝子がgenetic modifierとして寄与する知見を得たので、合わせて報告したい。

世話人: ○甲斐 知恵子(実験動物研究施設)
 吉田 進昭(発生工学研究分野)