メモリーリンパ球クラスターに局在するメモリー CD4+T細胞によるヘルペスウイルス感染制御機構
学友会セミナー
学友会セミナー:2015年12月25日
開催日時: | 2015年12月25日 18:00-19:00 |
---|---|
開催場所: | 東京大学医科学研究所 総合研究棟 4階 セミナー室 |
講師: | 飯島 則文 |
所属: | Yale University School of Medicine, Department of Immunobiology, Associate Research Scientist |
演題: | メモリーリンパ球クラスターに局在するメモリー CD4+T細胞によるヘルペスウイルス感染制御機構 |
概要: | 免疫記憶の最も重要な特徴は、投与された抗原もしくは、感染した病原体由来の抗原に免疫担当細胞が反応することによって、体内のあらゆる場所において抗原特異的な二次反応を増強することである。このような免疫応答は、感染もしくは抗原投与部位に限局されず、全身性に作用していると考えられていた。全身性の二次免疫応答には、抗体、B 細胞および T 細胞が重要な役割を果たしている。近年、皮膚組織や粘膜組織を含む末梢組織には、我々の予想を遥かに超える数の T 細胞が局在していることが明らかとなっており、その役割が注目されている。
|
世話人: | ○一戸 猛志(ウイルス学分野・准教授)
河岡 義裕(ウイルス感染分野・教授) |