概要: |
【演題および講師(所属・氏名)】
1.山川彰夫(MD, PhD. 東京大学医科学研究所 学術アドバイザー長、特任教授。GCOE推進委員、セミナーシリーズ・ファシリテーター)
世話人より、; このセミナーについて+
「TED、イノベーション・オブ・ライフ、バレンタインデーの経済学」
2.水島-菅野純子 (工学院大学工学部応用化学科 特任教授)
タイトル
「医科研と私~転写研究からトランスクリプトーム解析へ~」
プロフィール
「PhD. ‘85年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(生物化学専攻)、理学博士、(東京大学医科学研究所上代研究室)‘85年より米国ロックフェラー大学Robert G. Roeder教授の研究室でポストドクトラル フェロー、東大医科研助手、北里大学助教授などを経て工学院大学特任教授、東京大学非常勤講師。」
3.藤原康策 (第一三共株式会社研究開発本部 プロジェクト推進部第三グループ長)
タイトル
「製薬企業の研究開発部門での仕事」
プロフィール:
「PhD. '92年東京大学理学系研究科博士過程終了(生物化学専攻)、理学博士、医科研時代は癌ウイルス研究部に所属していました。’92年旧三共(株)入社、バイオサイエンス研究所にて抗癌剤の探索研究を開始、’00~’02年米国コネチカット大に留学、’07年第一三共(株)生物医学第4研究所グループ長、’11年よりプロジェクト推進部G長。」
4.サイエンスライター 橋本裕子(Life Technology サイエンスコミュニケーター)
タイトル
「かなえる夢、あきらめる夢 研究者は夢の職業か?」
プロフィール;
「2012年3月、ライフテクノロジーズジャパン株式会社に転職。前職のJST「日本科学未来館(東京・お台場)」には約8年間在籍し、常設展示「医療」コーナーやシンポジウム、企画展、サイエンスカフェなどを企画担当。科学と社会の関係に興味があり、昨年4月に千葉大学の人文社会学研究科後期博士課程に社会人入学。専攻は「政治哲学、テーマは「公共」。医科研には学術 振興会特別研究員の頃、渋谷正史先生にお世話になりました。20年前、ちょうど子供が生まれた頃です。」
5.三浦有紀子(東京大学男女共同参画室 東京大学男女共同参画室 男女共同参画推進ディレクター。セミナーシリーズ・ファシリテーター)
タイトル
「当日に公開します」
プロフィール;
「PhD.(薬学)。NIHおよび国立感染症研究所においてポスドク。2003年より文部科学省科学技術政策研究所(NISTEP)研究員、東京大学先端研産学連携コーディネーター等を経て、2010年より現職。共著「博士号を取る時に考えること 事取った後でできること~生命系科学を学んだ人の人生設計」(2009、仙石慎太郎先生との共著) で、インタビュー、コラム等を通し、ドクター・ポスドクのキャリア設計についても発信。」
6.後藤孝也(放射線医学総合研究所緊急被ばく医療研究センター 主任研究員)
タイトル「Let It Be ~臨床医から医科研、そして大震災~」
プロフィール;
「MD, PhD. 香川大学医学部大学院医学研究科修了。’97よりタフツ大学(Boston)医学部 - (Larry A. Feig 教授 研究室)でポスドク、愛媛大学医学部糖尿病内科学講座助手、’03から東大医科研(BML寄付研究部門)、自治医科大学
医学部講師を経て、現在、放射線医学総合研究所緊急被ばく医療研究センター被ばく医療部主任研究員。
東北大震災直後から、福島原発事故対応に東奔西走中。」
7. closing remark ;
「世代間をつなぐ記憶・情報とネットワーク ~Beetlesからopen on-lineへ~」(仮題)
山川
8.質疑・応答・ダイアローグ
ファシリテーター、司会: 三浦有紀子+山川彰夫
概 要:
東京大学あるいは医科学研究所で、学生・院生または教職員としての時間を過ごされたOB/OGで、現在所外の様々な場所で活躍されている若手から中堅世代の方々に、現在の白金キャンパスの“現役”の学生、若手研究者にとっての“先輩”の立場から、お仕事に限らず「医科研・東大との関係」、「現在とそれまでの仕事や生活について」等、キャリアパスとキャリア・ライフ の構築に役に立つメッセージも含めて、フリーな形式で語っていただくシリーズ企画です。Part1とPart2の報告は、下のURLからご覧になれます。このシリーズの狙いや今までの発表・質疑のポイントも ご参照ください。
Part3は、3.11の震災・原発事故の直後に開催予定だったため「無期延期」 となりました。それから約2年後の今回は、そのときお話しいただく予定にしていたメンバーの一部に、他の講師を加えて、“Part3/4”を”~人生を変えたイベントーその時に~”と題して開催する事に致しました。
また、今回の当日3月8日は、「International Women’s Day」に当たりますが、 ワーク・ライフ・バランスやキャリア選択、パーソナルライフの追求には、Gender Equality と家族・コミュニティ内協働は、誰しも避けて通れない話題でしょう。
就職や転職、留学など個人的なイベントに震災や不況,会社の合併など社会的イベントも含めて、今までの個人的なキャリアを決定したいくつかのイベントやきっかけ、その時にどう考えてどう行動したか、周りとのネットワーク形成や復興力=レジリアンスの醸成などについても、リベラル・アーツ系の経営学・経済学的見地も交えながら、フロアの参加者も含めてお互いに語り合えないかと考えております。
今回は、これらやや「堅い課題」は踏まえながらも、それぞれのキャリアパスを、ご自身としてもケーススタディとしてreflectionしながら語っていただき、気楽な形で対話しあう事によって、参加者みなさんの今後のキャリア・ライフ・パスを歩む上での一助になれば、というのが企画側の意図するところです。
医科研の「現役」あるいは「卒業生」に限らず、ご興味をもたれる東大他部局や学外の多くの方方々のご参加を歓迎致します。
事前の質問・コメントや要望があればセミナーシリーズ企画連絡先(osm13gs@gmail.com)にメールをお願い致します。
尚、セミナー終了後、会費制での講師との交流会(学生Oneコイン程度、社会人は+αの参加費負担の予定)も準備しています。
詳細は別途ご連絡する予定ですが、事前に参加希望の方は、GCOE推進室でなく上記アカウントか世話人幹事宛にお知らせ下さい。当日でも参加可能ですが、準備の都合からなるべく事前メールをお願いしています。コメントも合わせてどうぞ。
第1回の報告;
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/gcoe/jpn/education/100223.html
第2回;
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/gcoe/jpn/education/100305.html
(使用言語):日本語
(文責:世話人幹事 山川彰夫, GCOE推進委員) |