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疾患モデル、その病態表現型と遺伝子型との架け橋の役割GCOE特別セミナー(医科学教育セミナー)

学友会セミナー

学友会セミナー:2012年03月07日

開催日時: 2012年03月07日 16:00-17:00
開催場所: 2号館2階大講義室
講師: 能勢 眞人
所属: 東北大学大学院医学系研究科病理形態学分野
愛媛大学
演題: "疾患モデル、その病態表現型と遺伝子型との架け橋の役割"GCOE特別セミナー(医科学教育セミナー)
概要:

生命現象の共通言語であるゲノムー遺伝子—タンパク質のセントラルドグマのなかでゲノム、遺伝子、タンパク質情報の網羅的解析が達成されつつある現在、疾患モデルは、かってのヒト疾患表現型の解析ツールとしての役割から、病態表現型と遺伝子型の架け橋を担う役割が課せられている。そのなかで、演繹、帰納の双方向的に、種を超えて共通する病態発現のコア・プロセスを明かにすることにより、疾患の複合病態の分子機構を解明し、分子標的治療への展開を図ることが期待される。この観点に立ち、ここでは、膠原病の疾患カテゴリーの是非、その複合病変の起源について、そのモデルマウスのゲノム解析から得た知見を述べ、今後の疾患モデル研究の一助になればと考える。

世話人: ○岩倉 洋一郎(システム疾患モデル研究センター分子病態研究分野)
清野 宏(感染・免疫部門 炎症免疫研究分)