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第9回白金キャリア・プラットフォーム ミニシンポジウム『日本のバイオ・ベンチャーと産官学連携 ~ライフイノベーションの現状と展望~』 GCOE特別セミナー〈キャリアパス支援セミナー〉

学友会セミナー

学友会セミナー:2012年02月21日

開催日時: 2012年02月21日 14:00-19:00
開催場所: 東京大学医科学研究所 1号館講堂
講師: 1 竹本 亮
2 郷治 友孝
3 窪田 規一
4 藤原 正明
5 下坂 皓洋
6 釜井 宏行
7 宮田 俊男
8 隅蔵 康一
9 山本 貴史

(発表順)
所属: 1 経済産業省製造産業局生物化学産業課
2 株式会社東京大学エッジキャピタル
3 ペプチドリーム株式会社
4 株式会社カイオム・バイオサイエンス
5 バイオワン株式会社
6 文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
7 厚生労働省医薬食品局審査管理課
8 政策研究大学院大学
9 株式会社東京大学TLO
演題: "第9回白金キャリア・プラットフォーム ミニシンポジウム『日本のバイオ・ベンチャーと産官学連携 ~ライフイノベーションの現状と展望~』 "GCOE特別セミナー〈キャリアパス支援セミナー〉
概要:

参加無料・事前登録不要

【第一部 14:00-16:30】

はじめに
  山川 彰夫 東京大学医科学研究所 特任教授 (世話人)

経済産業省におけるバイオベンチャー政策 (仮)
  竹本 亮 経済産業省製造産業局生物化学産業課 課長補佐

東京大学エッジキャピタルによるベンチャー支援
  郷治 友孝 株式会社東京大学エッジキャピタル 代表取締役社長 

ペプチドリームの事業戦略
  窪田 規一 ペプチドリーム株式会社 代表取締役社長 

㈱カイオム・バイオサイエンスの起業と今後の発展
  藤原 正明 株式会社カイオム・バイオサイエンス 代表取締役社長

日本におけるバイオベンチャーによる産業化 - 歴史、課題、展望
  下坂 皓洋 バイオワン株式会社 代表取締役社長

【第二部 16:45-19:00】

文部科学省のライフサイエンス分野の施策について
  釜井 宏行 文部科学省研究振興局ライフサイエンス課 課長補佐
 
厚生労働省のレギュラトリーサイエンス推進
  宮田 俊男 厚生労働省医薬食品局審査管理課 課長補佐

日本のバイオベンチャーの特質とパテント戦略
  隅蔵 康一 政策研究大学院大学 准教授
 
ライフサイエンスにおける産学連携
  山本 貴史 株式会社東京大学TLO 代表取締役社長
 
まとめ
  山川 彰夫 医科学研究所 特任教授 (世話人)
  長村 文孝 医科学研究所附属病院安全管理部 教授 (世話人)

質疑・応答、総合討議 : 全員
ファシリテーター:三浦有紀子 東京大学男女共同参画室 男女共同参画ディレクター

【概要】
東京大学医科学研究所&先端科学技術研究センターのグローバルCOE プログラム(GCOE)では、ミッションの一つであるグローバルな医療課題に対して取り組むことのできる世界的な広い視野を持った多様な「人財」育成の一環として、キャリアパス支援セミナー「白金キャリアプラットフォーム:(企業・団体紹介シリーズ)」を開催しています。
 今回のシリーズ第9回では、いままでの発展型として日本のアカデミー発のライフイノベーションを担う組織・主体の一つとしてのバイオベンチャー企業の経営者およびそれを支援する立場の関係者、また関係官庁の方々をお呼びし、「スピンアウト-ミニシンポジウム」の形式で開催する事を企画致しました。

 第一部は、経済産業省のバイオベンチャー支援に関する講演とベンチャー企業のスタートアップに必要なものの一つである資金提供を担うベンチャーキャピタルの話題に続き、「バイオベンチャー企業」の現役社長の方々から、個人的なキャリアパスにおけるご経験も加えながら、企業紹介と事例提供や業界の現状・展望などに関してもお話し頂きます。

 休憩後の「第二部」は、ベンチャー企業に限らずライフイノベーション領域における産業化・企業化にあって必要な研究開発支援体制、レギュラトリーサイエンス、パテント関連、産官学連携に関する講演などを通して、日本のライフイノベーションの現状と今後の展望に関してもお話しをいただきます。それぞれの講演の後に質疑を行いながら、最後の世話人の「まとめ」のあとに総合的な質疑応答と参加者間とフロアとの間の討議をしていきたいと考えています。

 この白金キャンパスの「新しいプラットフォーム」は、”Filling the Gaps among different Communities”のキーワードの元、学生・若手にとってのキャリアパス支援とシニアの研究者・医療従事者と企業・団体の間の相互のインターラクションの「場」を一つの演台(プラットフォーム)の前に提供し、ライフイノベーションの推進の為のステップボードとなる事も意図しております。
通常の回では、アカデミア側のレクチャーと、企業・団体からの講師による「研究開発の方向性と特質」に加えて直接近未来に企業へ就職する以外の、全ての将来の日本のライフイノベーションを担うべき学生・若手研究者へのメッセージも含めてのご講演をお願いしています。
その意図やゴールは、この「スピンアウト-ミニシンポジウム」においても同様です。
 
 白金キャンパスの学生・若手をはじめとする研究者・医師・医療スタッフの他にも、東大他部局や学外のアカデミア・産業界・行政・メディア、その他のご所属の学生および社会人などの多様な方々のご参加を歓迎いたします。 事前の質問要望があれば世話人宛にお願い致します。

 (文責:世話人 山川彰夫 特任教授, GCOE推進委員)

世話人: ○山川彰夫 特任教授
 長村文孝 教授