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生体防御の構造生物学 免疫抑制分子HLA-Gとモルビリウイルス属を例としてGCOE特別セミナー(医科学教育セミナー)

学友会セミナー

学友会セミナー:2011年01月24日

開催日時: 2011年01月24日 16:00-17:00
開催場所: 1号館2F会議室
講師: 前仲 勝実
所属: 北海道大学大学院薬学研究院 生体分子機能学研究室
演題: "生体防御の構造生物学 免疫抑制分子HLA-Gとモルビリウイルス属を例として"GCOE特別セミナー(医科学教育セミナー)
概要:

生体防御に関わる細胞表面抗原/受容体は多様な形態を有することを利用して巧妙に機能制御を行っている。本講演では、胎盤で免疫寛容を誘導するヒトHLA-G蛋白質と麻疹ウイルスや犬ジステンパーウイルスなどが含まれるモルビリウイルス属の表面受容体結合蛋白質を取り上げ、我々の最新の研究成果を紹介することで、構造生物学的な研究からどのように生体防御の制御機構を捉えることができるか、さらにはその分子基盤を利用した臨床応用への可能性について議論したい。

世話人: ○岩倉 洋一郎 システム疾患モデル研究センター分子病態研究分野
甲斐 知恵子 実験動物研究施設