附属ヒトゲノム解析センター ゲノム医科学分野の柴田龍弘教授が、「がんゲノム医学を基盤とした個別化医療」の論文が評価され、2024年度(第61回)エルウィン・フォン・ベルツ賞2等賞を受賞しました。 エルウィン・フォン・ベルツ賞は、医学研究の分野において日独国際間の協力を推進するため、1964 年にベーリンガーインゲルハイム社によって創設された医学賞で、毎年特定の医学の分野に関する学術論文の募集を行い、優れた論文に対して賞を贈呈しております。ベルツ賞は、日本医学の偉大なる師であり、また皇室の侍医でもあったエルウィン・フォン・ベルツ博士の功績を称えると共に、ベーリンガーインゲルハイム社を創業したベーリンガー家の故郷シュワーベンが、ベルツ博士の出生地であることを記念して名付けられたものです。ノーベル賞等の他の多くの医学賞は総合的な功績を評価して賞が贈呈されますが、このベルツ賞ではベルツ賞のために応募された『論文』を厳正に審査し、その著者に賞を授与しています 。今年の募集テーマは「ゲノム医学と医療」です。 詳細は、下記の関連URLをご覧ください。 https://www.boehringer-ingelheim.com/jp/herutsushang