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河岡義裕特任教授、第27回(2022)慶應医学賞を受賞

2022年9月21日

ウイルス感染部門の河岡義裕特任教授(国立国際医療研究センター研究所 国際ウイルス感染症研究センター長)が、「パンデミック感染症の制圧を目指したウイルス病原性の解明」において、第27回(2022)慶應医学賞を受賞しました。

河岡特任教授は、インフルエンザウイルスを人工合成する画期的な技術を世界で初めて開発したことをはじめ、最近では、新型コロナウイルス(SARS-CoV2)に対して、さまざまなバリアント(変種)の病原性と薬剤への反応性の評価、感染モデル動物の開発を行うなど、パンデミック制圧に向けて幅広く貢献しました。これらが受賞理由として評価されました。

慶應医学賞は、1996年から医学・生命科学の領域において顕著かつ創造的な業績を挙げ、今後さらなる世界的な活躍が期待される研究者を顕彰する賞です。これまでに本賞受賞者からノーベル賞受賞者を9名輩出しています。詳細は、下記のURLをご覧ください。
https://www.ms-fund.keio.ac.jp/prize/