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清木元治・東京大学名誉教授、瑞宝中綬章を受章

2022年04月29日
2022(令和4)年春の叙勲が公表され、本研究所の元所長で、本学名誉教授の清木元治先生が瑞宝中綬章を受章いたしました。
がん細胞の増殖、浸潤、転移に関する研究の第一人者として、長年の研究・教育分野での功績が認められての受章となります。

清木名誉教授は、がん細胞の浸潤酵素Membrane Type 1 Matirix Metalloproteinase (MT1-MMP)を発見し、この正常上皮細胞には発現しないMT1-MMPが、がん細胞上に発現することにより、がん化を促進する遺伝子変異と協調して、がん細胞の浸潤および増殖を促進する複数の機能を持っていることを明らかにするなど、がんの転移に関する研究に深く貢献されました。

教職員一同、心よりお喜び申し上げます。