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河岡義裕教授、第8回高峰記念第一三共賞を受賞

河岡義裕教授、第8回高峰記念第一三共賞を受賞

 

このたび本研究所 河岡義裕(かわおか よしひろ)教授(感染・免疫部門ウイルス感染分野)が、財団法人三共生命科学研究振興財団より「第8回高峰記念第一三共賞」を受賞されました。
同賞は、生命科学、特に疾病の予防と治療に関する諸分野の基礎的研究並びに臨床への応用研究において、その進歩・発展に顕著な功績をあげた研究者に対し、授与されるものであり、今回、河岡教授のインフルエンザ制圧に関する研究(下記受賞理由をご参照ください)に対し、その多大な貢献が評価されたものです。
なお、贈呈式は、平成23年2月に執り行われる予定です。

【受賞理由】
河岡博士は、プラスミドからインフルエンザウイルスを人工合成する遺伝子操作系(リバース・ジェネティクス)を世界で初めて開発した。この技術を応用して、インフルエンザワクチンが作られ臨床応用されている。また、河岡博士は、ウイルス感染という複雑な生命現象を、分子レベルで解析し、インフルエンザウイルスの高病原性発現機構の基本概念を確立した。