当施設は、熱帯性の風土病研究の目的で明治35年に設置された国立伝染病研究所の大島出張所を前身とし、昭和41年に伝研奄美病害動物研究施設として発足しました。日本のフィラリア症根絶の基礎となった研究や、毒蛇ハブの咬傷治療血清に関する研究は、特筆すべき成果です。
平成17年度からは、国際感染症研究センターの霊長類実験拠点として、BSL-2およびBSL-3病原体の取扱いが可能な実験施設が整備され、国立大学としては稀な霊長類での感染実験が可能な共同利用研究拠点となりました。国内外の様々な研究機関とともに、ウイルス、細菌、原虫など多種多様な病原体での霊長類感染実験を実施してきています。また近年は、再生医学、生殖工学、行動研究など、当施設の霊長類が最適なモデルとなる研究も行っています。
奄美医科学研究施設
施設長 | 真下 知士 |
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所在地 | 総合研究棟2階 |
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アニュアルレポート |
研究内容
所属研究者一覧
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案浦 健 客員准教授ANNOURA Takeshi
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