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組織概要

ご挨拶 ~TRを支援・推進するためのTR・治験センター~

 東京大学医科学研究所(医科研)は、基礎医学の成果を臨床応用するトランスレーショナル・リサーチ(TR、別名:橋渡し研究)の推進をミッションの1つとしています。TR・治験センターは基礎研究段階から臨床試験・治験に至る開発を一元的に支援できるよう活動しています。アカデミア発のシーズ、特に医科研発シーズは、細胞を用いた再生医療、遺伝子組換えウイルスを用いたがん治療法、遺伝子を組み込んだ細胞療法、感染症に対する新規ワクチンなど従来の医薬品等とは異なる画期的な発想に基づく治療方法が多いのが特徴です。
医科研病院は、日本医療研究開発機構(AMED)の橋渡し研究戦略的推進プログラムにおいて、東京大学医学部附属病院と共に東京大学拠点を形成しています。これにより、支援体制を整備し、医科研発シーズだけではなく、他の医療機関の支援も行っています。これらの支援を通じ、新たな医療が臨床現場に届くことを願っています。TR支援のご希望等ございましたら、ご連絡いただければ幸いです。

東京大学医科学研究所附属病院 TR・治験センター長
長村 文孝

沿革

 医科研病院では、トランスレーショナルリサーチをはじめとする臨床試験の助言、支援、管理を行う部署として、2001年に医療安全管理部を設立しました。医科研病院で実施される臨床試験が倫理的、科学的に妥当であるかを検討し、被験者の方々に安心して臨床試験に参加していただけるように試験の安全性を担保することが、医療安全管理部の使命です。現在では大半の大学病院に臨床試験部が設置されている状況ですが、2001年の時点ではこれは先進的なことでした。新規治療の開発を使命とする医科研病院ならではの部署であったと言えます。
2002年からは、臨床試験以外の通常診療における医療事故対策や医療安全推進活動も、医療安全管理部の業務に加わりました。これは、病院が組織として医療事故の防止に取り組まねばならないという気運が全国的に高まったことを受けています。
その後、医療安全管理部は、臨床試験を円滑に推進するための体制強化、機能拡充、人材育成を進め、2014年にTR・治験センターと名称を変更しました。シーズ育成能力を向上させ、より多くの基礎研究成果を臨床応用へとつなげられるように、今後も努めてまいります。

組織図

▶TR・治験センターの構成


TR・治験センター長 長村文孝
  • 略歴
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  • 准教授 野島正寛
  • 東京大学教員紹介ページ
  • 運営管理室(治験事務局)
  • 責任者 岡田美和子(シニア・リサーチ・アドミニストレーター、弁理士)▶東京大学URA紹介ページ
  • コーディネーター室
    データ管理室
  • 責任者 野島正寛
  • ▶東京大学のトランスレーショナル・リサーチ推進体制
    東京大学のトランスレーショナルリサーチ推進体制
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