東京大学医科学研究所附属病院内の施設は、大学、研究機関、産業界に広く開かれています。また、学内外を問わず優れた基礎研究の成果を臨床へとつなげていくために、トランスレーショナルリサーチに必要な各種サービスも提供しています。
細胞リソースセンターの役割
移植治療や遺伝子治療、分子標的治療などの新しい細胞治療の開発に対し、品質管理された移植細胞や遺伝子導入など機能を改変した細胞を臨床治験に供給する施設として設立されました。細胞治療や再生医療に用いるヒト細胞・組織の加工(製造)や培養を行うために必要な、種々の要件を満たす専用の施設です。
施設概要
陽圧のクリーンルームと陰圧のP3ルーム(バイオハザードルーム)に分かれています。クリーンルームは、クリーンルーム前室、エアーシャワー、クリーンルームから構成されています。バイオハザードルームは 前室、エアーロック室、バイオハザードルーム、後室から構成されています。