計画班員紹介
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高齢者造血器腫瘍の発症基盤としてのステムセルエイジングの解明
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| 代表者：眞田 昌（名古屋医療センター臨床研究センター 高度診断研究部 部長） |
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| 眞田 昌 |
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自己複製能を有する造血幹細胞は長い寿命を有するため、加齢に伴い遺伝子異常が蓄積され、それらの異常に基づき、種々の造血器腫瘍が発症すると考えられている。しかしながら、その背景にある、造血幹細胞のステムセルエイジングと腫瘍発症への関与については十分に理解されていない。高齢者に好発する代表的な造血幹細胞腫瘍である、骨髄異形成症候群(MDS)において高頻度に観察されるRNAスプライシング関連やエピゲノム修飾関連の遺伝子変異は、小児造血器腫瘍において非常に稀であり、高齢者腫瘍発症においては、加齢に伴い造血幹細胞に遺伝子異常が蓄積されるのみならず、造血幹細胞あるいは取り巻く微小環境の加齢変化が発症基盤として重要な役割を担っていることが推測される。本研究では、MDSをモデルに高齢者造血器腫瘍発症の基盤となる造血幹細胞の加齢変化を、ヒト試料の遺伝子解析およびマウスモデルの解析により検証し、発がんとの関連を明らかにする。
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http://www.nnh.go.jp/crc/
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