SHIROKANEには、2020年4月現在、Shirokane5(2019年4月稼働開始)とShirokane4(2017年4月稼働開始)の2つのシステムがあります。Shirokane5は、ヒトゲノム情報の高速な並列処理を行うプログラム用には合計13,176 CPUコアを有する「分散メモリ型サーバ」、AIによる高速なゲノム解析を行うプログラム用にNVIDA Tesla V100を合計80基有する「GPU搭載サーバ」、ヒトゲノムアセンブリといった大容量のメモリを必要とするプログラム用には1ノードあたり 3 TBのメモリ容量を有する「大規模メモリサーバ」を有しています。Shirokane4は、3,440 CPUコア、18 PBの高速ディスクアレイLustreシステムを備え、データ保存用のアーカイブとして最大100 PBまで拡張できる安価なテープストレージを備えています。
これらの計算機資源を用いて生命科学研究を加速させるために、ヒトゲノム解析センターではユーザー目線での運用を行い、使いやすいシステムの構築を目指しサービスを提供しています。