血液・腫瘍生物学分野
分野長 | 昆 彩奈 |
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所在地 | 3号館4階 |
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研究内容
近年、次世代シーケンス技術の進歩により、様々ながんの遺伝子異常が明らかになりましたが、その生物学的な役割については、未解明の疑問が多く残されています。当研究室では、とくに血液のがんに焦点をあて、患者検体や病態を模倣するマウスモデルを用いて、バイオインフォマティクスによるオミクス解析と、最新の分子生物学的手法をとりいれて、がんの未知の病態を解き明かすことを研究テーマとしています。基礎研究を通じて発見した、がんの病態についての新しい知を、臨床に還元する橋渡し研究につなげ、病気の克服および人々の健康の増進に貢献することを目指しています。