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平成28年度共同利用・共同研究拠点 成果報告会

平成28年度共同利用・共同研究拠点 成果報告会

平成29年3月16日(木)、平成28年度成果報告会を開催しました。
午前の部では「先端医療研究開発共同研究領域」の2名、「ゲノム・がん・疾患システム共同研究領域」の7名の先生方に、午後の部は今年も「感染症・免疫共同研究領域」と千葉大学真菌医学研究センターとの合同成果報告会として、7名の先生方にご発表頂きました。また、午後の部の始めには、大阪大学大学院医学系研究科の竹田潔先生をお招きして、腸管恒常性の維持機構について、最新の研究成果を特別講演して頂きました。
報告会には66名の方々が参加され、幅広い領域での質の高い発表と、活発な討議が交わされました。今年度も講堂の改修工事に伴い2号館2階大講義室での開催となりましたが、来年度は改修工事も終わり、新しくなった講堂での開催となります。

【午前の部】
「先端医療研究開発共同研究領域」

座長:古川 洋一先生 (東京大学医科学研究所)
発表者
①上久保 靖彦先生  (京都大学 大学院医学研究科)
「p53ミューテーション陽性腫瘍根絶を目指した人工アポトーシス誘導転写因子の開発」
②須藤 和寛先生   (理化学研究所 バイオリソースセンター)
「異なるドナーに由来する臍帯血造血幹細胞の性状の比較解析」

「ゲノム・がん・疾患システム共同研究領域」

  座長:古川 洋一先生 (東京大学医科学研究所)
発表者
①高橋 明格先生   (沖縄科学技術大学院大学)
「肝臓疾患・恒常性維持におけるmRNA分解機構の意義」
②池上 恒雄先生   (東京大学医科学研究所)
「腹膜偽粘液腫の分子病態解析」

座長:武川 睦寛先生 (東京大学医科学研究所)
発表者
③辻田 実加先生   (新潟大学 脳研究所統合脳機能研究センター)
「モデルマウスを用いたVWM型白質脳症の新規治療薬の探索」
④原田 浩徳先生   (東京薬科大学 生命科学部)
「遺伝子異常による骨髄系造血器腫瘍の発症機序解明」
⑤松橋 智弘先生   (慶應義塾大学 医学部循環器内科)
「グルココルチコイド受容体を標的とした心不全治療法の開発」
⑥神力 悟 先生  (熊本大学 大学院生命科学研究部)
「リボソーム生合成障害による造血器腫瘍発症機序の分子メカニズム」
⑦新江 賢 先生  (杏林大学 保健学部)
「ダニアレルギーの発症機序の解析」

【午後の部】
東京大学医科学研究所と千葉大学真菌医学研究センターとの合同成果報告会


「千葉大学真菌医学研究センター」

座長:西城 忍 先生 (千葉大学真菌医学研究センター)
発表者
①梅山 隆 先生   (国立感染症研究所)
「アスペルギルスのバイオフィルム形成および抗真菌薬耐性に関連する新規遺伝子群の探索」
②柴田 信之先生   (東北医科薬科大学)
「Candida glabrata細胞壁構築関連遺伝子欠損が菌体の性質に及ぼす影響の解析」
③呉 成旭 先生   (京都大学 ウイルス・再生医科学研究所)
「抗ウイルスIFNシステムにおけるRLRsとRNP複合体の機能解析」
④萩原 大祐 先生    (千葉大学 真菌医学研究センター)
「アゾール系薬剤耐性機構に関わるAspergillus fumigatusの新奇転写因子AtrRの解析」

「感染症・免疫共同研究領域」

座長:川口 寧 先生  (東京大学医科学研究所)
発表者
①杉田 征彦先生   (沖縄科学技術大学院大学)
「エボラウイルス・ヌクレオキャプシドの極低温電子顕微鏡解析」
②呉羽 拓 先生   (沖縄科学技術大学院大学)
「CCR4-NOT複合体によるpoly(A)短鎖はT細胞のポジティブセレクションに必要である」
③古川 睦美さん    (東北大学 大学院農学研究科)
「乳腺での感染防御を可能にする免疫賦活化因子の探索」