私たちの全ての細胞の恒常性を
維持している 「細胞内タンパク質分解」 私たちは、その仕組みを解明し、
関連疾患の治療法開発に貢献する研究を
進めています。
ユビキチン・プロテアソーム系とリソソームは、細胞内の不要なタンパク質や異常なタンパク質を分解し、タンパク質恒常性(プロテオスタシス)の維持や遺伝子発現などに不可欠な役割を果たしています。
近年、これらのタンパク質代謝系の異常が、がん、神経変性疾患、炎症疾患、老化などの様々な病態に関与することが明らかになってきました。しかし、その詳細な分子メカニズムはほとんど不明です。
私たちの研究室では、プロテオミクス解析やマウス発生工学などの幅広い手法を用いた包括的な解析により、これらのタンパク質分解系が細胞機能を制御する分子メカニズムを解明し、関連疾患の発症機構の正確な理解と治療戦略の創出を目指しています。
お知らせ
2024.04.01本年度から大学院生を募集します(東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻、東京大学大学院薬学系研究科、東京大学大学院医学系研究科から参加できます)
2024.03.31未来医療開発基金を募集しております。ぜひ私たちのタンパク質代謝研究「領域V-9」をご支援ください
2024.03.31新学術領域研究ケモユビキチンのHPをアーカイブ化しました(クリックしてください)
2024.03.25佐伯教授が領域代表者を務めた新学術領域研究「ケモテクノロジーが拓くユビキチンニューフロンティア」が事後評価でA+(研究領域の設定目的に照らして、期待以上の成果があった)の評価を受けました
2024.02.14Zhangさん(M1)の論文がDevelopment誌に掲載されました
2024.02.11劉さん(M1)が学術変革(A)「タンパク質寿命」第1回班会議でポスター発表を行い、優秀ポスター賞を受賞しました
2024.01.06東京都医学総合研究所、東京⼯業⼤学との共同研究がJCB誌に掲載されました
2023.10.24研究室のセットアップが完了しました 2023.10.01⼩林妙⼦准教授が着任しました 2023.08.01冨田拓哉助教が着任しました
2023.06.21研究室の引っ越しがはじまりました
2023.04.01タンパク質代謝制御分野が新設され、佐伯泰教授が着任しました