センター長 井元 清哉
ヒトゲノム解析センターは、ゲノム研究を通してがんや感染症をはじめとする疾病の診断、予防、治療法の開発などを通し、人間社会に大きく貢献することを目的としています。このゲノム研究を推進し、ヒトゲノムに我々に共生している微生物のメタゲノム情報を統合し、Society5.0時代における新しいゲノム医療、及びその基盤技術を構築することが本センターのミッションです。そのために、ゲノムサイエンス、メディカルインフォマティクス、ゲノム情報の人工知能研究、倫理的・法的・社会的問題の研究を推進しています。更に、スーパーコンピュータSHIROKANEを運用し、全国のアカデミア・非アカデミアを問わず生命系研究者が利用できるようサービスを行っています。同時に、ユーザ利用のための技術指導などの講習会の開催、全世界各地からゲノム研究をめざす研究者を受け入れ、その教育指導にあたっています。