当施設には、透過型電子顕微鏡 JEM-1400Flash が設置されています。
透過型電子顕微鏡 JEM-1400Flash(日本電子)
ハイコントラスト構成、最高加速電圧 120 kV
透過型電子顕微鏡で観察するためには、電子線が透過できるように生物試料を薄くする必要があります。
そのために広く用いられている方法が、超薄切片法です。
生物試料を調整し硬化させた樹脂から、ウルトラミクロトームを使って超薄切片を作成します。
作成した超薄切片は、重金属を結合させることによって、散乱コントラストを高めた後、透過型電子顕微鏡で観察します。
ウルトラミクロトームや透過型電子顕微鏡を自分で使ってみたい方には、使い方の指導をしています。
試料調整から撮影までの依頼を、引き受けることもできます。
超薄切片法以外に、支持膜を張ったグリッドに試料を載せて、重金属溶液で染色し観察するネガティブ染色法があります。
試料に重金属溶液を加えたら、ろ紙で余分な染色液を吸い取ります。
重金属が残った部分は電子線を散乱して影となり、試料の凸部が明るく浮き上がって見えます。