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神里彩子 准教授(研究倫理支援室 兼任)

神里彩子 准教授
一言:
医科研は、中学高校時代の通学路でした。正門からの景色は四季を通じて美しく、毎朝、「今日もがんばろう!」というエネルギーをくれます。そのような素晴らしい環境で研究ができることに喜びを感じています。
1990年代末から生命倫理政策、とりわけ生殖補助技術に関する政策に関心を持ち研究をしてきましたが、この20年の間に随分と社会の価値観が変ったように感じます。価値観は時代と共に変遷するものなので変ることは問題ではありません。しかし、「息苦しい社会」へは進んで欲しくない、そんな思いを持ちながら、生命倫理に関する政策の研究をしていきたいと思います。
好きなこと・もの:
早起き。犬との休日の長い散歩。赤ワイン、日本酒。
ペット:
犬(M.シュナ)、カメ2匹
座右の銘:
伸びやかに、しなやかに、自分のできることを精一杯やるのみ
経歴:
1996年慶應義塾大学環境情報学部卒業、1998年法政大学大学院社会科学研究科法律学専攻修士課程修了、2002年法政大学大学院社会科学研究科法律学専攻博士課程修了。株式会社科学技術文明研究所研究員、法政大学法学部非常勤講師、東京大学産学官連携研究員、東京大学公共政策大学院公共政策学連携研究部特任研究員を経て、2009年より東京大学医科学研究所に在職。法学博士。
2009年2月~研究倫理支援室特任助教
2014年1月~研究倫理支援室特任准教授
2017年2月~生命倫理研究分野(研究倫理支援室兼務)准教授
社会活動:

<政府審議会関係>

  • 首相官邸健康・医療戦略推進本部 健康・医療戦略推進専門調査会 委員
  • 内閣府 総合科学技術・イノベーション会議 生命倫理調査会 専門委員
  • 文部科学省 科学技術・学術審議会 生命倫理・安全部会 委員
  • 文部科学省 科学技術・学術審議会 生命倫理・安全部会 特定胚等研究専門委員会 委員
  • 文部科学省 科学技術・学術審議会 生命倫理・安全部会 ヒト受精胚等を用いる研究に関する専門委員会 委員
  • こども家庭庁 こども家庭審議会科学技術部会 ヒト受精胚を用いる生殖補助医療研究等に関する専門委員会 委員
  • 厚生労働省 厚生科学審議会科学技術部会 ヒト受精胚を用いる遺伝性・先天性疾患研究に関する専門委員会 委員
  • 厚生科学審 議会科学技術部会 ゲノム編集技術等を用いたヒト受精胚等の臨床利用のあり方に関する専門委員会 委員
  • 厚生科学審 議会科学技術部会 全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会 委員
  • 厚生労働省 ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ 委員
  • 厚生労働省 指定難病患者データ及び小児慢性特定疾病児童等データの提供に関する有識者会議 構成員
  • 厚生労働省 指定難病患者データ及び小児慢性特定疾病児童等データの提供に関するワーキンググループ 構成員

<学会関係>

  • 日本生命倫理学会 理事
  • 日本再生医療学会 生命倫理委員会 委員
  • 日本小児科学会 倫理委員会 委員

<倫理審査委員会関係>

治験

  • 国立がん研究センター治験審査委員会委員

ES細胞研究

  • 国立成育医療研究センターヒトES細胞研究倫理審査委員会 委員長
  • 国立国際医療研究センターヒトES細胞研究倫理審査委員会 委員

一般

  • 国立研究開発法人理化学研究所横浜事業所研究倫理委員会 委員
  • 国立成育医療研究センター倫理審査委員会 委員
  • 北里大学北里研究所病院研究倫理委員会委員 委員
  • 聖路加国際大学 研究倫理審査委員会 委員
  • 順天堂大学医学部研究等倫理委員会議 委員
  • 日本動脈硬化学会倫理審査委員会 委員
  • 日本BIPROGY生命科学研究倫理審査委員会 委員
  • 弘前大学COI-NEXT倫理審査委員会 委員長

高橋佳子 特任研究員

一言:
就職・就学先での様々なご縁により、看護師→助産師→看護系大学教員(母性看護学・助産学)→URAを経験し、更にご縁がつながり、医科研でお世話になることになりました。これまでの経験を活かし、生殖に関連した倫理的課題について研究していきたいと思います。
好きなこと:
体を動かすこと(ダンス系エクササイズ、ジョギング等)。
座右の銘:
笑って最善を尽くす。
経歴:
11987年筑波大学医療技術短期大学部看護学科卒業、1995年弘前大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻卒業、2010年同大学大学院教育学研究科教科教育専攻修士課程修了(教育学修士)、2019年同大学大学院医学研究科医科学専攻修了(医学博士)。病院勤務、青森県立保健大学、青森中央学院大学、弘前大学COI研究推進機構等を経て、2023年より現職。

洪賢秀 特任研究員

一言:
韓国のソウル出身です。人生の半分以上を日本で過ごしています。研究関心として、先端医療技術の登場によって各社会がその技術をどのように受容し、どう対応してきたのかについて、社会的・文化的特徴に注目しています。新しい研究へチャレンジ―できることや、学際的な交流活動ができることに感謝、感謝です!
好きなこと:
ワンコとの散歩。
座右の銘:
自分の常識に疑問をもち、物事に枠をはめない。
経歴:
1985年青山学院大学文学部卒業、1989年お茶の水女子大学人文科学研究科教育学専攻修士課程修了、1998年お茶の水女子大学人間文化研究科比較文化学専攻博士課程修了(学術博士)。お茶の水女子大学人間文化研究科・助手、株式会社科学文明研究所・研究員、医療科学研究所・研究員、東京大学医科学研究所公共政策研究分野・特任助教、2018年から明治学院大学社会学部付属研究所・研究員、株式会社ベーシック研究所・代表取締役、2019年6月より現職。

岡田天子 事務補佐員

一言:
こちらの研究室で働き始めてから自分の「生命(いのち)」について深く考える機会がありました。 多くの人が生命倫理に関心を持ってくれるといいと思っています。
好きなこと:
邦楽演奏。
座右の銘:
“日々精進”
年齢に関係なく少しずつでも成長して前に進んで行きたいです。

佐藤美樹 学術支援専門職員 研究倫理支援室付

一言:
日々、木々に囲まれ、季節の移り変わりを感じながら仕事ができることに感謝しています。
医科研を初めて訪れたのは、まだ寒さの残る2010年の2月。研究に関わる仕事を希望して紹介された地が医科研でした。それよりずいぶん前に、西門の前を通りかかったときには、将来こちらでお仕事させていただくことになるとは夢にも思わなかったものですが、今日まで本当に不思議なご縁を感じます。
技術の進歩により、一昔前までは不可能と思えたことがすごいスピードで現実化している世の中において、より一層個人の倫理観が問われる時代になってきているように感じます。すべての人が安心して平和に暮らせる社会を願いながら、縁の下の業務に精励したく思っています。
好きな場所:
大きな木があるところ。広い空があるところ。
座右の銘:
一言芳恩
これまで受け取った親切に感謝し、いただいたご恩を忘れずに、これからも生きていきたいと思います。

神野浄子 サポートスタッフ

趣味:
片手にワインを持って、のお散歩。
座右の銘:
“一期一会”
       人・モノ・事との出会いを大切に、
       毎日を心穏やかに過ごすことを心掛けています。

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東京大学 医科学研究所 生命倫理研究分野