東京大学医科学研究所

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大学院教育ポリシー

東京大学医科学研究所は、大学院制度を中心にした研究者の養成機関としても大きな実績をもち、医科学分野の研究者を目指す若い人々に理想的な教育環境を提供している。各研究分野の教員は医学系、理学系、農学生命科学、薬学系、工学系、情報理工学系、新領域創成科学、学際情報学府のいずれかの大学院研究科の協力教員として、大学院生を受け入れている。特に「学融合」を追求して東京大学大学院に新設された新領域創成科学研究科のうち、メディカル情報生命専攻は、医科学研究所が協力することにより平成27年度に発足したものである。同専攻のうち4基幹講座は白金台キャンパスにも研究室を持ち、医科学研究所との強い連携のもとで領域横断的な教育・研究を展開している。医科学研究所の教育活動の特徴は、研究者を目指す大学院生を主な対象としていること、教員が研究室での個々の研究指導を通じて若手の育成に専念できることにある。また、学生も教員も、多様な学問的背景と興味を持つ人々が、研究室の垣根を越えて盛んに交流していることも、大きな特色であろう。これらの人的条件と、優れた研究環境とを活かして以下に述べるような特色ある教育制度も機能している。
 医科学研究所独自の教育コースとして制度化されているものとしては、大学院セミナー、非医師大学院生に対する医科学研究所附属病院での病院見学実習などがある。大学院セミナーは、大学院生を対象とした毎週のセミナーシリーズであり、年ごとにテーマを設定して全国から第一線の研究者を招待して開催される。履修は大学院医学系研究科の単位として認められている。非医師大学院生に対する病院見学実習は、附属病院の施設を利用した実習で、特に倫理面における配慮などの授業と、トランスレーショナルリサーチに関する実習を強化している。
 情報科学についても、医科学研究所は恵まれた教育環境を有している。ヒトゲノム解析センターには、コンピューター専門家が教職員としてそろっており、講習会が繰り返し開かれている。また、新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻の講義は医科学研究所内でも聴講できる仕組みができている。その他に、頻繁に開かれる学友会セミナーやインフォーマルなセミナーで、国内外の研究者から直接研究の進展を学ぶことができる。
 図書室は平日は9時から23時まで利用可能である。
 医科学研究所は学生の活発な研究活動を奨励し、意欲向上に資することを目的として、学生の優れた研究成果に対して毎年、学生優秀論文賞を授与し、表彰している。