第22回東アジアシンポジウム
11月11日(水)〜11月14日(土)の4日間、沖縄で第22回東アジアシンポジウムが開催されました。
このシンポジウムは、生命科学分野におけるアジアの優秀な研究者間の交流を深めることを目的に約20年前に始まり、参加機関が順番で主催しています。
今年の主催機関は沖縄科学技術大学院大学(OIST)で、参加機関は去年と同じく:
東京大学医科学研究所(IMSUT) (日本)
京都大学ウイルス研究所 (IVR) (日本)
ソウル大学分子生物学遺伝学研究所(IMBG) (韓国)
韓国成均館大医科大学三星生物医学研究所 (SBRI) (韓国)
国立台湾大学医学院生物化学分子生物学研究所 (IBMB) (台湾)
中国科学院上海生命科学研究院生物化学細胞生物学研究所 (SIBCB) (中国)
そして今年からは
が加わり、合計8機関となりました。
東大医科研からは13名の研究者が参加し、シニア研究者は25分間の研究発表及び質疑応答、若手研究者は10分間のショートトークとポスター発表を行いました。
前回と比べると、発表時間及びショートトークの持ち時間が5分ずつ広がり、また参加機関数も増えたため、ややタイトなプログラムとなりましたが、参加者達は疲れも見せず積極的に議論を繰り広げ、皆の意識の高さが表れた4日間になりました。一方で食事会やキャンパスツアー、首里城等の見学は、沖縄ならではののんびりとした雰囲気と相まって、とても和やかに行われ、参加者同士の交流も深めることができました。
来年は国立台湾大学医学院生物化学分子生物学研究所主催で行われる予定です。