第26回東アジアシンポジウム




10月24日(木)〜25日(金)の2日間、ソウル国立大学(韓国・ソウル)で第26回東アジアシンポジウムが開催されました。
このシンポジウムは、東アジアの生命科学分野における研究者間の情報交換と交流を深めることを目的に約26年前に始まり、参加機関が順番で主催しています。
今年はソウル国立大学分子生物学遺伝学研究所(IMBG)が主催機関となりました。参加機関は下記の11機関です。

京都大学ウイルス・再生医科学研究所(IFLMS)(日本)
国立台湾大学(NTU)(台湾)
東京大学医科学研究所(IMSUT)(日本)
ソウル国立大学分子生物学遺伝学研究所(IMBG)(韓国)
沖縄科学技術大学院大学(OIST)(日本)
中国科学院上海生命科学研究院生物化学・細胞生物学研究所(SIBCB, CAS) (中国)
順天卿大学(SIMS)(韓国)
国立台湾師範大学(NTNU)
上海科学技術大学(SIAIS)
中国医薬大学(GIIM,台湾)
中央研究院(台湾)

東大医科研からは8名の研究者が参加し、シニア研究者は15分間の口頭での研究発表、若手研究者は5分間のショートトークとポスター発表を行いました。
また今年度より、東アジアシンポジウムの基盤を築いてこられた故新井賢一名誉教授の名前を冠した“Ken-ichi Arai Award”が設立され、アジアで活躍する若手研究者1名に贈られることとなりました。
第1回目となる今年は、ソウル大学のBong-Kiun Kaang教授が受賞され、記念講演が行われました。

医科研から若手発表者として参加された、ケ小月さん(再生基礎医科学国際研究拠点寄付研究部門)がOutstanding Young Scientist 3rd Place TOMY Awardを受賞されました。
発表タイトル:The role of Kmt2f in retinal development

来年は、医科研が主催予定となっています。