未来医療開発基金



「未来医療開発」へのご支援のお願い

 平素より本研究所の教育・研究活動につきましてご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、多くの人々の生命が奪われるとともに、様々な社会・経済活動に大幅な制限を余儀なくされました。大学に於いても、新型コロナ対策を行いながら新たな活動スタイルへの変化が必要となり、様々な改革を進めながら、その使命である教育・人材育成と、持続可能な社会を協創するための研究・社会活動の推進に取り組んでおります。私共医科学研究所も、東京大学の一員として教育・研究・社会活動を行っております。
 東京大学医科学研究所の前身は私立伝染病研究所であり、感染症に対する治療法・予防法開発のために創設された日本最初の研究所です。初代所長である北里柴三郎は、破傷風菌の純粋培養に成功しただけでなく、治療法としての血清療法を確立した研究者であり、その理念、特に実学の精神は歳月を超え、全所員に脈々と受け継がれています。さらに、当研究所は昭和42年に東京大学医科学研究所に改組され、研究対象は感染症にとどまらず、時代の要請に応じてがんや難病へと広がりました。現在、世界の感染症研究拠点の一つとして、新型コロナウイルス感染症の治療法・予防法の開発を推進するとともに、がんや難病に対する基礎研究を独自の基盤とした上で、新たな治療法・予防法の開発が進められています。新型コロナの時代にあってもこれらの活動を遅らせるわけにはまいりません。
 医科学研究所では、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬開発、ワクチンなどの予防薬開発だけでなく、AIを用いた基礎研究やがん医療、再生医療による難病克服など、未来医療を目指した研究開発を進めてまいります。また附属病院を通じた新たな医療の提供も推進してゆく所存です。皆様には、是非ともウィズコロナ、ポストコロナ時代に向けた当研究所の未来医療開発研究の取り組みに一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。


ご支援の活用

 上記の通り医科学研究所は時代の要請に応じてその研究対象の範囲を広げ、それぞれの疾患に対する新たな治療法・予防法の開発を推進してきました。しかしながら、萌芽期の研究には国や民間財団からは十分な支援が得にくいこと、また実装のための研究には継続的かつ多大な費用が必要となることから、それぞれの開発研究・実装に十分な研究資金が獲得できていない状態にあります。
 皆様から賜りましたご支援は、未来の医療を支える可能性を持つ多くのプロジェクトができるだけその可能性を絶やさないように、それらに対する研究支援として活用させていただきます。ただし、これらの支援プロジェクトについては、設置期間を通して研究成果を分析、評価し、順調に進捗しているテーマへは可能な限りで追加の支援をするなど、徹底したプロジェクト管理のもとで進めてまいります。


ご寄付いただいた方の特典
(1) 東京大学医科学研究所独自の特典
◇10万円以上ご寄付いただいた方のご芳名を講堂前の銘板に掲示させていただきます。
◇10万円以上ご寄付いただいた方には、医科学研究所が発行する広報誌『PLATINUM STREET TIMES』(年2回発行)を5年間郵送にてお届けいたします。
(2) 東京大学基金としての特典
  https://utf.u-tokyo.ac.jp/privilege


「未来医療開発基金」への温かなご支援は、東京大学基金を通じてのお手続きをお願いしております。
ホームページからのお手続き
「寄付の目的」では、ドロップダウンリストの中から「支援プロジェクトを指定する」を選択し、「支援プロジェクト」では「一覧から選択」を開いてリストの中から「未来医療開発基金(医科学研究所)」をお選びください。

書面でのお手続き

申込書の記入例


【未来医療開発基金のお問い合わせ】
東京大学医科学研究所 研究支援課
〒108-8639 東京都港区白金台4-6-1
電話:03-6409-2013
FAX:03-6409-2017
Email:t-gshikin@ims.u-tokyo.ac.jp
(*電子メール送付の際は@を半角にお直しください。)


リンク
  東京大学基金Webサイト
 
第28代所長
山梨 裕司

























寄付者銘板



ネームプレート(見本)





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