血液腫瘍内科の入院診療は、7階病棟を中心に行っています。
この階はHEPAフィルターにより全体が準無菌環境(粒子数NASA10,000レベル)に設定され(写真1)、
27床の準無菌室とより高度な無菌環境(NASA100レベル)を維持する6床の完全無菌室(写真2、3)からなります。
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写真1 |
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写真2 |
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写真3 |
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この病棟は、原則として造血幹細胞移植や化学療法、
あるいは病気そのものによって長期間の白血球減少が予想される患者さんや免疫機能の低下により感染症を合併しやすい患者さんを入院対象としています。
白血球減少の程度が軽い患者さんは他の病棟で治療を行います。
また、7階病棟での治療後病気が改善して感染症合併のリスクが減った患者さんや、
退院を控えてリハビリテーション中心の患者さんは他の病棟への移動していただくこともあります。
(準)無菌環境下での入院生活はいろいろな制約を伴いますが、当科では看護スタッフにより以下の文書で案内と説明をしています。
(1) 7階病棟へ入院される患者様とご家族の方へ →ワードファイル
(2) 化学療法・移植を受けられる方へ →ワードファイル
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