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研究内容

当研究室は臨床部門として医科研付属病院血液・腫瘍内科を抱え、 主に白血病・リンパ腫など造血器腫瘍に対する細胞・遺伝子・タンパク質・低分子化合物を利用した新規治療法の開発を目指しています。 また、その基盤的研究として、細胞生物学および分子生物学的な手法を用いて正常ならびに異常造血機構の解析に取り組んでいます。



(1) 各種ウイルスベクターおよびリポソームなど非ウイルスベクターによる治療遺伝子の導入とその効果に関する前臨床研究

(2) 抗体やペプチドなどのリガンドを用いて標的細胞へ薬剤を特異的に送達するターゲティング技術の開発

(3) キメラ遺伝子やテロメレース逆転写酵素遺伝子など腫瘍特異的遺伝子発現を指標とする腫瘍幹細胞の動態解析と治療における分子標的の探索

(4) 幹〜前駆細胞と間葉系細胞の相互作用に基づく正常および異常造血機構の解析

(5) 臍帯血由来細胞(造血幹細胞、免疫担当細胞、間葉系細胞)を利用する細胞療法の基礎的研究ならびに臍帯血移植臨床における免疫再構築、移植片対宿主病(GvHD)、移植片対腫瘍効果(GvL)の解析



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最終更新日:2005年8月5日
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