Japanese / English
「臍帯血(さいたいけつ)」とは、胎児と胎盤とを結ぶ臍帯(へその緒)の中にある血液の事です。 皆さんはテレビや新聞で「骨髄移植」についてお聞きになったことがあるかと思います。白血病(血液のがん)や再生不良性貧血などの患者さんの病気になってしまった骨髄細胞を、健康な人の骨髄細胞(血液のもととなる造血幹細胞が含まれる)と入れ替える治療法です。しかし、この骨髄移植を行うためには、患者さんと提供者(ドナー)との間の白血球の型が一致しなければうまくいきません。 さて、「臍帯血」はこれまで胎盤と一緒に廃棄されていました。しかし最近、臍帯血には造血幹細胞が骨髄と同じくらい豊富に含まれていることが明らかになり、新しい幹細胞の源として注目されるようになってきました。 臍帯血移植を実施する為には、お産の時に提供を受けた臍帯血を、患者さんの必要とする時まで保存する施設が必要になります。 我々細胞プロセッシング研究部門は | |
Process | Topics |
細胞プロセッシング研究部門で行っている、臍帯血の採取から凍結保存までの過程を写真で御紹介します。 採取 臍帯血を採取する様子を説明します。 分離 採取した臍帯血を移植できる状態にするまでの経過を 説明しています 保存 臍帯血を必要としている方たちにいつでも移植できるように冷凍保存しています |
2003.7.31 品質システムの国際規格「ISO9001:2000」の認証を受けました。 2003.4.20 当施設保存の臍帯血数が5000ユニットを越えました。 ![]() |
![]() 東京臍帯血バンクのページへ 臍帯血の提供や、バンクを支援して下さっているボランティアの皆様についてはこちらをどうぞ |