Department of Radiology, Research Hospital The Institute of Medical Science, The University of Tokyo




医用画像は、機器の進歩、information technologyの発達、造影剤や放射性医薬品といった薬剤の開発に支えられて発展をとげ、臨床医療、臨床医学において必要不可欠のものになっています。

放射線科では、マルチスライスCT、高磁場MRI、一体型SPECT/CT装置をはじめとした高度画像診断技術を用いて、様々な疾患の診断や病態評価を行っています。画像を用いた診断や治療効果判定は、医科学研究所附属病院で展開される臨床試験にも大きく貢献しています。

放射線科のもう一つの大切な役割が放射線治療で、余り身体に負担をかけずに様々な腫瘍性疾患の治療を行うことができます。通常の放射線治療の他に、造血幹細胞移植前の全身照射に積極的に取り組んでいます。





放射線科長
准教授

桐生 茂
 

業務の概要

CT,MRI,核医学検査,血管造影検査について,すべて他科からの依頼をうけて放射線科が検査を施行し,読影レポートを作成しています。

医用画像システム(PACS: picture archiving and communication system)が導入されており,読影はすべて電子化された状態で行っています。

X線CT検査では,は高速かつ高分解能画像の撮像が可能なマルチスライスCT装置を備えており,ほとんどの検査が数分以内に完了します。高性能ワークステーションを用いた冠状断/矢状断像の再構成画像や3次元画像の生成などにも必要に応じて対応しています。

MRI検査では,1.5T装置 1台を導入しています。最新のシークエンスなども随時更新される環境です。施設の特色上,神経系の感染症疾患が多く集まる傾向にあります。

核医学検査には一体型SPECT/CT装置 1台を導入しています.SPECTを含め,ガリウムシンチグラフィや骨シンチグラフィなど各種の放射性医薬品に対応した検査を行っています。

血管造影は術前の血管マッピングや肝細胞癌の動脈塞栓術など臨床科の要望に応じて適宜施行しています。

放射線治療では,悪性腫瘍一般に対する姑息的,根治的治療として,また医科研病院の特色である骨髄移植・臍帯血移植前の血液疾患患者に対する全身照射(TBI: total body irradiation)も施行しています。


主要設備

X線CT: 8列マルチスライスCT装置  1台 (GE Lightspeed Ultra)

MRI: 1.5T超電導装置  1台 (GE Signa EXCITE)

画像処理用ワークステーション: 3台(GE Advantage Workstation 2台,Aze Virtual Place 1台)

核医学一体型SPECT/CT装置(ガンマカメラ): 1台 (GE Infinia VC Hawkeye)

血管撮影装置: 1台 (Phillips Integris),手術室設置

単純X線撮影装置

消化管造影装置

放射線治療装置(リニアック): 1台(Elekta Precise Treatment System)


マルチスライスCT装置



MRI装置



一体型SPECT/CT装置



放射線治療装置(リニアック)





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