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がんワクチン治療革命

book16
著者:中村祐輔
発刊:2012/12/06
出版社:講談社
価格(税込):1,470円

[出版社より内容紹介]
2012年2月6日、ヒトゲノム解析の第一人者である中村祐輔シカゴ大学医学部教授は、NHKの番組『あさイチ』が特集した「驚き! がんワクチン治療最前線」に出演した。中村教授が長年取り組んできた、がんの新薬=がんペプチドワクチン驚異の臨床報告。アメリカで「第4の療法」としてついに本格的に位置付けられたワクチン療法(特異的免疫療法)の開発の最前線で、末期がんが消えた!という驚くべき臨床例が。
21世紀の医学は、ここまでがんを追い詰めた! 抗がん剤のような副作用もなく、また、外科手術のような身体的負担もない新療法。がん研究・治療の最先端をゆく中村教授から、がん患者とそのご家族に伝えたいがんとの戦い方と、2012年11月18日のNHKスペシャル「がんワクチン〜夢の治療薬への格闘〜」でも紹介されたワクチンの全容。「私は最後まで希望を捨てません。だから、けっしてあきらめないで。がんと戦ってください」……世界のナカムラが、がん患者に「希望」を届けたい一心で開発した「がんペプチドワクチン」。巷にあふれる科学的実証がされていないワクチン療法と、どこが違うのか――がんと戦う勇気の出る治療最前線!

[目次]
序章 がんと戦うことをあきらめてはいけない理由

第1章 転移のある末期がんが消えた! 最新医学は、ここまでがんを追いつめた

第2章 がんペプチドワクチン療法とはなにか 科学的実証がされていない高額医療との違いについて

第3章 近藤誠氏の「がんもどき理論・がん放置療法」への疑問 医学は科学であり医は仁術である

第4章 白衣の詐欺師に気をつけて  「がん新療法」徹底検証

第5章 がん医療の近未来  この国の「政・官・医」という病

おわりに  私を「がん征圧」に駆り立てる重い言葉

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