“シンガポール保健省視察団訪問” 報告記事


  201068日(火)午後、Roy Quek 保健政策事務次官他6名のシンガポール保健省視察団が医科学研究所を訪問され、本所附属病院副病院長の東條有伸教授及び本所副所長の井上純一郎教授が所を代表して対応した。東條教授は主に本所附属病院が先駆けとなって行ったトランスレーショナルリサーチの例を紹介され、その後病院内クリーンルーム(無菌室)の見学ツアーを行った。続いて、井上純一郎教授が自身の研究内容についての簡単な紹介と基礎研究−臨床応用研究間の研究者の交流の現状についてお話をされた。視察団の方々は特にトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)の推進方法及び基礎研究と臨床応用研究の研究者間の交流及び資金の分配方法等について関心があり、それらについて多くの質問がなされた。訪問時間は90分であったが、予定時間を過ぎても視察団からの質問が尽きないほど、活発で有意義な国際交流の機会となった。