英国UCLと遺伝子治療分野ベンチャー企業視察団 来訪

 2018年2月21日、英国University Colleg London産学連携担当者と遺伝子治療分野のベンチャー企業の代表者の計15名の視察団が英国大使館職員、視察ツアー会社担当者と共に医科研に来所されました。

 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は、1826年に設立された、約4万人の学生を有する総合大学で、最近では常に世界大学ランキングで10位以内に入っています。今回は、遺伝子治療分野のベンチャー企業14社と共に、日本における細胞治療・遺伝子治療の現状視察を目的に来訪されました。この訪問は東京大学TR機構(トランスレーショナル・リサーチ・イニシアティブ)の協力によって実現しました。

 当日一行は、まず、東大発の細胞治療関連ベンチャー企業1社の概要を聞き、続いて村上善則所長から医科研の概要について説明を受けました。その後、小澤敬也医科研病院長から医科研における遺伝子治療について、また、長村登紀子准教授から同じく細胞治療について説明を受けました。

 今回の訪問で医科研とUCLおよび英国企業との結びつきが深められることが期待されます。