フランスリヨン大学よりFleury学長、Pinton学長ら来訪

 

 2016105日、フランスのリヨンより、クロード・ベルナール・リヨン第一大学学長およびエコール・ノルマル・スューペリユール・リヨンの学長ら計7名が、医科研に来所されました。

 

 リヨン大学とは、フランス、リヨンおよびサンエティエンヌ地区に所在する大学が所属する学生総数130,000人以上を擁する大学連合体で、2007年に設立されました。東京大学は2015年にリヨン大学と全学学術交流協定を結んでいます。今回訪日団が医科研に来所した理由は、リヨン大学のエコール・ノルマル・スューペリユール・リヨン、クロード・ベルナール・リヨン第一大学、そしてフランス国立応用科学院リヨン校と、東大の新領域創成科学研究科、分子細胞生物学研究所、そして医科学研究所の間で進められている学生交流プログラムに関する覚書の署名式に出席するためです。

 

 その署名式に先立って、所内見学が行われました。一行は先ずスーパーコンピューター室を訪問し、山口類准教授から施設とプロジェクトの紹介を受けました。
次に感染症国際研究センターの動物実験施設で今井正樹准教授と岩附(堀本)研子助教から最新の研究内容について紹介を受けました。そして医科研病院では、今井陽一准教授から説明を受けました。

 

その後トミーホールにて、村上善則所長、武川睦寛副所長、川口寧副所長、新領域創成科学研究科味埜俊科長、同研究科メディカル情報科学専攻松田浩一教授、同研究科国際交流室松岡万里助教の出席のもと、覚書の署名式が行われました。また昼食会では、今後プログラムをどのように運営するか等について話し合いました。

 

今回の署名式で東大とリヨン大学の結びつきがさらに深まり、学生交流プログラムを活用した学生の交流が一層深められることを期待しています。