フランスリヨン大学 教授5名 来訪

 2017年1月31日、フランスのリヨンより、エコール・ノルマル・スューペリユール・リヨン、クロード・ベルナール・リヨン第一大学、フランス国立応用科学院リヨン校の教授計5名が、医科研に来所されました。

 リヨン大学とは、フランス、リヨンおよびサンエティエンヌ地区に所在する大学が所属する学生総数130,000人以上を擁する大学連合体で、2007年に設立されました。東京大学は2015年にリヨン大学と全学学術交流協定を結んでいます。教授らは、東大の新領域創成科学研究科、分子細胞生物学研究所、医科学研究所とリヨン大学の間で進めている学生交流プログラムのために来訪されました。

 当日一行は、武川睦寛副所長、川口寧副所長、田中廣壽副所長、新領域創成科学研究科メディカル情報科学専攻松田浩一教授、同研究科国際交流室松岡万里助教と懇談をし、医科研の概要について紹介を受け、その後、所内見学が行われました。一行は先ず病院7階で東條有伸教授から医科研病院の説明を受けました。次に、スーパーコンピューター室を訪問し、山口類准教授から施設とプロジェクトの紹介を受けました。その後、バイオバンク・ジャパンのDNAバンク、血清バンク、組織バンクを見学し、松田浩一教授から最新の研究内容について紹介を受けました。

 今回の訪問で医科研とリヨン大学との結びつきがさらに深まり、学生交流プログラムを活用した学生の交流が一層深められることを期待しています。