リトアニア国立がん研究所(NCI)所長ら5名 来訪


 2017年10月13日、リトアニアの国立がん研究所(NCI)所長ら5名が、医科研に来所されました。


 リトアニア共和国は、バルト海東岸に並ぶバルト三国の最南端に位置し、人口は約300万人です。首都はヴィリニュスです。
本所の谷憲三朗特任教授が、昨年リトアニアを訪問し、シンポジウムで発表しています。

 来所されたのは国立がん研究所所長のほか、ヴィリニュス大学の教授、在日リトアニア大使館臨時代理大使などの5名でした。
 当日一行は、村上善則所長、武川睦寛副所長、川口寧副所長、田中廣壽副所長、小澤敬也病院長、谷特任教授、植田清実事務部長と懇談し、医科研の概要について紹介を受け、その後、小澤病院長から医科研病院の概要を聞きました。
 続いて、谷特任教授の開催するワークショップで本所の東條有伸教授、古川洋一教授、中西真教授、松田浩一新領域創成科学研究科メディカル情報科学専攻教授、谷健三郎特任教授と、がん研究に関する発表を行いました。
 ワークショップの後はバイオバンクを松田教授が、セル・プロセッシング装置を谷特任教授が、ヒトゲノム解析センターを井元教授が、医科研病院を今井陽一准教授が案内し、最新の研究設備と研究状況を説明しました。

 今回の訪問で、医科研とNCIとの研究交流、共同研究等が一層発展することが期待されます。