“第12回医科学研究所留学生・外国人研究者のための懇親会”報告記事



 1217日(水)、医科学研究所主催の「留学生・外国人研究者のための懇親会」が4年ぶりに開催された。16ヶ国42名の留学生・外国人研究者及び所長以下関係職員15名の計57名が出席した。

 懇親会は清野宏教授(国際交流委員長)の開会の辞、清木元治所長の挨拶と乾杯により始まり、途中留学生・外国人研究者一人一人による自己紹介をはさんだ2時間のイタリアン立食パーティとなった。今回は過去に比べ参加人数が多く、大変有意義な会となった。研究室の異なる外国人同士、普段ほとんど接点がないため、このような機会を喜ぶ声が多数寄せられた。


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時間はあっという間に過ぎ、会は留学生代表Ismael Gritli(スウェーデン出身)さんによる閉会の辞と参加者全員の記念撮影で幕を閉じた。教員ではなく留学生による閉会の辞というのは、国際交流という観点から提案された初の試みであったが、Ismaelさんは各国の言葉で「乾杯」をするなど、全員参加型の工夫に富んだスピーチを披露し、会場に一体感を生み出した。帰り際には、楽しいひとときに名残惜しさを感じつつメールアドレスを交換する留学生らの姿も見られ、今回の懇親会が本研究所で研究活動を行う外国人同士のネットワーク構築に貢献できたことを感じた。