中国広州市視察団、中山大学研究者らと来訪



 20151217日、中山大学の劉教授と研究者ら及び中国広州市からの視察団の合計11名が、医科学研究所を表敬訪問されました。


 医科研と中山大学は、感染症や癌などの研究分野において、10年以上共同研究を行っています。2011年には東京大学と中山大学との間で国際学術交流協定を結び、連携強化をはかってきました。今回は、日中の科学技術研究協力の更なる発展を目指して、中山大学のある広州市からの視察団が来所されました。

 当日は訪日団と村上善則所長、川口寧副所長が医科研の歴史や中山大学との共同研究等について懇談しました。その後は所内見学として、ウイルス病態制御分野、病原微生物資源室、バイオバンク・ジャパン、近代医科学記念館を訪問し、最先端の設備や研究内容について説明を受けました。
 

 全体で2時間という駆け足の訪問でしたが、今後の関係発展に役立つ意義深い時間でしたとの感想を訪日団から頂きました。

 

 今回の視察が日中両国の相互理解や友好の一助となることを、期待しています。