“国際学生フォーラム2014” 参加報告記事


201461()5()、童話作家アンデルセンの故郷として有名なオーデンセにて、南デンマーク大学の主催で国際学生フォーラム2014が開催された。本フォーラムは日・中・米・英・豪・丁の6大学がコアメンバーとして持ち回りで主催しており、運営・進行等すべて大学院学生が中心となって行われている。優秀な大学院学生に成果発表の機会を与え、また会期中の交流を通じて学生同士互いに刺激し合う場として、毎年非常に有意義な結果を残している。

 今回、本学(医科研)からは5名の大学院学生が参加した。自身の研究成果を口頭発表するだけでなく、ポスター発表でディスカッションをする時間も十分に確保されていた。また、イーエスコウ城やアンデルセン博物館への見学も日程に組み込まれており、デンマークの文化に触れる機会も多かった。学生達は全員無事に発表を終えて帰国することができた。参加者からは、「各国の個性に溢れた発表から、考え方や研究手法のみならずプレゼンテーションの方法、英語での質疑の方法を学ぶことができた。各国の学生に共通した悩みなども含め様々な情報を交換でき、非常に有意義だったと考えている。」との嬉しい報告を受けた。6ヶ国間では研究に関してだけでなく、文化的交流も行われたため、参加者たちはデンマークを充分満喫したようである。

11回目となる2015年は、今年から新たにコアメンバーに加わったスコットランドのアバディーン大学が主催の予定である。