“国際学生フォーラム2011” 主催 報告記事


1011日(火)〜13日(木)の3日間、医科学研究所の主催で国際学生フォーラム2011が開催された。本フォーラムは、医科学研究所、中国科学院、ネブラスカ大学メディカルセンター、グリフィス大学の4校が毎年持ち回りで主催しており、企画・運営等はすべて参加する博士課程大学院学生が中心となって行っている。また、合宿型のフォーラムというのも特徴の1つで、参加者は会場である国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区代々木)に宿泊しながら、食事を共にし、セッション以外にも交流の機会を持つことができる。

会期中は天候に恵まれ、大変過ごしやすい秋晴れが続いた。11日夜に参加者全員の顔合わせを兼ねたオリエンテーションを行い、12日には清野宏所長による開会の挨拶後、2部屋に分かれてセッション、13日午前中にも引き続きセッションを行い、午後はエクスカーション、そして夜のレセプションパーティで幕を閉じた。エクスカーションでは上野の国立科学博物館と浅草を見学し、大変喜んで頂けた。また、医科学研究所附属病院の最上階にあるホールで行ったレセプションパーティでは、各校代表者による記念品交換を行い、また、屋上に出てライトアップされた東京タワーをバックに記念写真を撮り合うなど、大変なごやかなムードで本フォーラムを締めくくることができた。

 参加した大学院学生の中には、今回初めて英語でプレゼンテーションをしたという方もいたようで、大変刺激的で貴重な経験となったようだ。フォーラムの企画・運営に携わるというのも貴重な体験だったと思う。学生の皆さんには、今回の経験を生かし、今後益々活躍していかれることを期待する。