“国際学生フォーラム2010” 参加報告記事


2010926()28()、中国科学院研究生院(GUCAS)の主催で北京にて国際学生フォーラム2010が開催された。本フォーラムは日・中・米・豪の4大学がコアメンバーとして持ち回りで主催しており、運営・進行等すべて大学院学生が中心となって行われている。優秀な大学院学生に成果発表の機会を与え、また会期中の交流を通じて学生同士互いに刺激し合う場として、毎年非常に有意義な結果を残している。

 今年、本学(医科研及び先端研)からは8名の大学院学生が参加した。中国における反日運動の影響を懸念し、参加者には旅行中の行動について特別に注意喚起を行うなど緊張感もあったが、全員無事に発表を終えて帰国することができた。本学参加者からは、「今後の研究活動の糧となる大変貴重で有意義な経験であり、多くの刺激を受けた。多数の新しい友人たちと連絡先も交換し、ネットワークが拡がった。」との嬉しい報告を受けた。セッションの他、万里の長城やオリンピックスタジアムへの見学も日程に組み込まれており、初秋の北京を充分満喫したようである。

7回目となる2012年は医科研が主催となる。本学を世界にアピールしつつ参加者から満足の声の聞ける素晴らしいフォーラムとなるよう、準備を始めている。