東京大学医科学研究所

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受賞

医科学研究所附属病院長 今井浩三特任教授、紫綬褒章を受章

 

11月3日付けで秋の褒章受章者が発表され、東京大学医科学研究所附属病院長 今井浩三特任教授が紫綬褒章を受章いたしました。紫綬褒章は「学術、芸術上の発明、改良、創作に関して実績の著しい者」に与えられる褒章です。

今井教授は、札幌医科大学内科学第一講座教授、同大学長を歴任後、現在、医科学研究所附属病院長(抗体ワクチンセンター長兼任)を務められており、一貫して、医科学の研究・教育・臨床に従事されて参りました。特に、ICAM-1に対する新規モノクローナル抗体の作製等に代表されるように、世界的な抗体研究を牽引されてこられました。抗体研究を発端とし、抗ErbB-2マウス・ヒトキメラ モノクローナル抗体によるがん治療、IFNα/FGFR1のモノクローナル抗体併用による新規肝臓がんの治療法開発、がん幹細胞を標的とした分子標的治療等のがんの分子標的治療に関する特筆するべき業績を上げてこられました。また、エピジェネティックな異常による消化器癌発生の分子機構を次々と解明され、当該分野の理解を大きく前進させただけではなく、その成果が実際のがんの診断・治療に応用されています。

今井教授は、米国NIH Fogarty International Fellowship(昭和53年)、日本癌学会 奨励賞(昭和61年)、日本電気泳動学会 学会賞(平成4年)、高松宮妃癌研究基金 研究助成(平成5年)、北海道知事賞(平成6年),北海道医師会賞 (平成6年)、国際癌医学生物学会 学会賞 (平成17年)、秋山財団賞(平成20年)、日本DDS学会 学会賞(平成21年)、北海道科学技術賞(平成24年)などを受賞されています。また、内閣府、文部科学省、厚生労働省の各種専門委員、研究・領域代表や日本医学会、日本癌学会、日本消化器病学会などの理事を歴任され、日本の生命科学研究・医学研究の将来に向けての方向性決定、トランスレーショナルリサーチの推進、医師教育等、多岐にわたる分野においてご活躍されております。

詳しくは以下のリンク先をご覧下さい。

http://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/25aki.html