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村上善則教授、高松宮妃癌研究基金学術賞を受賞

村上善則教授、高松宮妃癌研究基金学術賞を受賞

2013年2月22日
 

高松宮癌研究基金では、がんの領域において特に優れた業績を挙げた学者・研究者に対し、学術賞賞状及び副賞を贈呈している。日本人が日本で行った研究を対象とし、原則として、基礎領域及び臨床領域から各1件、計2件を選考している。東京大学医科学研究所 村上善則教授は平成24年度の学術賞(基礎領域)を受賞した。受賞式は平成24年2月22日、高松宮癌研究基金総裁であらせられる常陸宮、同妃両殿下のご臨席の下、パレスホテル東京にて行われた。受賞課題は、「細胞接着とがんの進展に関わる新規情報伝達経路の研究」である。村上教授らが同定した細胞接着分子CADM1が、多くの上皮性腫瘍ではがん抑制遺伝子として、一方、成人T細胞白血病ではがん遺伝子として機能し、それぞれ、がんの悪性化に必須の役割を果たし、またがんの診断にも重要な意味をもつことを明らかにした業績に対して授賞されたものである。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。http://www.ptcrf.or.jp/academic/prize.html